内向的・HSPあるある!? 断るのが苦手な私の「断り方ルール」/私は私を幸せにする方法を知ってるんだ

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断るのが苦手!

物心ついた時から断るのが苦手です。なにかの頼みやお誘いを断って罪悪感や後悔を感じるくらいなら、断らないほうがいいよなぁと思っていました。

色々な仕事を引き受けて、深夜に会社で一人メソメソしながら残業をしていた思い出もあります(私のスケジュール管理能力の無さもかなり影響しているのですが)。断ることが嫌われてしまうことに直結すると考えているわけではないのですが、なんというか、摩擦レスでいきたいのです。

こんなことを書いていると「被害者面しちゃって・・・」と思われるかもしれませんが、全くそんなつもりはありません。全ては私の問題だと思っています。

そして、人間関係において、YES・NOは日常茶飯事で、大げさに扱うものではないこともわかっています。

私の中には「わかっていても、難しい」がたくさんあります。自分でもやっかいだなぁと思いますが、これが私なのでしょう。

断るのが苦手であると同時に、人に頼ることがとにかく苦手です。

言うまでもありませんが、頼るのが苦手だからといって、1人でなんでも出来てきたわけではありません。むしろ周りに迷惑をかけてばかりです。特に、会社などの組織の場合、個人プレーはよくないことなのでしょう。

それでも、自分だけでできるのなら多少時間や手間がかかっても、自分だけで解決したいのです。組織に向いていないと言われれば、その通りです...。

自分の中で、人を誘ったり、物事を頼んだりすることのハードルがエベレスト級に高いからこそ、相手からの誘いなどを断ることに後ろめたさを感じてしまうのだと思います。

人と一切の摩擦を感じずに良好な関係を築きたいだなんて理想論に過ぎませんが、本当にそうしたいのです。好かれたい。できることなら全人類から。

しかし、だからといって自己犠牲が良いかといえば、そんなことはないはずです。相手も、無理させたいわけではないと思うのです。むしろ、困っているかも。

以前の私は「家で1人のんびり過ごすこと=暇、予定がない」という考え方でした。しかし、内向的な人は1人で過ごすことでエネルギーを充電する、ということを知ってからは、実は1人で過ごすことはすごく大事なことなんだと気づいたのです。

「家で1人のんびり過ごすこと=立派な予定」と考えるようになってからは、断るのも楽になったような気がします。そして、充電された身体でこそ、人との交流を楽しめるのかなあと改めて感じました。

仕事においては自分の充電がどうのと言っている場合じゃないとは思いますが、なんでもかんでもすぐにYESと言ってしまう癖をやめるようにしました。「今急ぎで○○をしているのですが、その後でも大丈夫ですか」など代替案を用意するのも良い方法かと思います。

急に聞かれたり早口で言われると焦ってしまうけど、そんな時こそ落ち着くことが必要だと思います。硬直すると相手も困ると思うので、手を顔に添えて、神妙な面持ちで「今考えています」というわかりやすいアピールをするのもいいかもしれません。

聞かれた瞬間頭の中が真っ白になったとしても、自分に焦らなくていいよという指示を出せれば、落ち着いてくるような気がします。

...もしかして世の中の皆はこれを当たり前のように理解して、出来ているんでしょうか。何を今更って感じ...!?不安になってきました。

断るのは今でも苦手です。失敗することもたくさんあります。でも、よりよい関係でいるために、自分の時間も大切にしたいと思います。

それが、きっと相手の時間を大切にすることにも繋がると思うから。


 
※この記事は『私は私を幸せにする方法を知ってるんだ』(ここみ/KADOKAWA)からの抜粋です。
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