あら、薄い?「夏枯れ頭皮」を救うために必要な3つのこと

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薄毛は生活習慣の乱れと女性ホルモンの低下が原因

女性の薄毛には、大きく分けて2つの症状があります。1つは、毛髪が痩せて髪の毛全体のボリュームがなくなるという薄毛の初期症状。この原因は「血流の低下」にあります。

「睡眠不足や無理なダイエット、アルコールの過剰摂取は、血流を悪くします。血流が悪くなると、頭皮や髪に栄養が行き渡らなくなり、コシやハリが失われます」と、HARG治療センター総院長の福岡大太朗先生。

そして、もう1つの症状は、頭頂部を中心に髪が薄くなる「びまん性脱毛」です。

「びまん性脱毛は、女性ホルモンの低下が原因。女性ホルモンは、30歳から減少し始め、閉経前後には急激に減少します」

それでは薄毛の対処法はないのでは? とがっかりしないでください。ここで注目したいのが「成長ホルモン」です。成長ホルモンは、別名「若返りホルモン」と呼ばれるほど、大人の肌や健康を維持してくれるものです。年齢とともに減少はしますが、気をつけてさえいれば、いつまでも分泌し続けるのです。

成長ホルモンの分泌を促すには、3つのポイントがあります。1つは、筋トレとストレッチをすること。成長ホルモンは、大げさにいえば、筋肉を痛めつけたときに修復しようと分泌されるもの。ハードな筋トレではなく、筋肉にゆっくりと負荷をかけるヨガやピラティスなどの運動がお勧めです。次に、空腹の時間をつくること。空腹時に分泌されるグレリンは、成長ホルモンの分泌を促す貴重な物質。食事は、「おなかがすいた」と感じてからとりましょう。そして最後に、一番大切なのは、「22時から2時までのゴールデンタイムに寝ること」です。

「早く寝られない方は、6時間以上の睡眠を心がけてください。通院中の患者さまの中でもこの睡眠法を守っている方は、長期的ですが、薄毛の治療が早く進む傾向にあります」
福岡先生の実証済み! とあれば、試さずにはいられません。三日坊主にならないよう、長期的に心がけたいものですね。

  

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<教えてくれたのは>
福岡大太朗(ふくおか・ひろたろう)先生

HARG治療センター総院長。再生医療認定医、日本美容外科学会専門医。世界で初めて「毛髪再生医療(HARG)」という分野を確立。 

この記事は『毎日が発見』2016年9月号に掲載の記事です。
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