服はネット購入派が半数!? 最近のファッション通販サイト利用事情

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マイボイスコム株式会社が今年1月におこなった「ファッション通販サイト」についてのアンケート結果によると、2人に1人は、直近1年間にインターネットで洋服やインナーなどの衣料品を購入しているのだそうです。調査結果を詳しく見てみると、年代や性別などで利用率や店の好みに違いがあらわれました。

利用率や購入品には男女で差が

回答者の年代別割合は、20〜30代が18%、40代は27%、50代以上は55%と、50代以上の回答者が半数を占めています。直近1年間のファッション通販サイト利用者を男女別にみると、男性4割強、女性6割となり、若干女性の比率が高い結果に。購入頻度は、「3~4ヶ月に1回程度」や「半年に1回程度」と答えた人が多かったです。

服はネット購入派が半数!? 最近のファッション通販サイト利用事情 d7815-557-337301-0.jpgマイボイスコム「ファッション通販サイトに関するアンケート調査」より

購入した衣料品の種類は、「下着、インナー」「Tシャツ、カットソー、ポロシャツ」「パンツ、ズボン、スラックス」が購入者の3~4割を占めました。「Tシャツ、カットソー、ポロシャツ」は男性の購入者が多い一方で、女性は「ニット、セーター、カーディガン」の比率が高くなっており、ここでも男女で結果がわかれました。

利用店舗トップはユニクロ、50代女性にはセシール、ベルーナが人気

利用した通販サイトの項目では、最も多いのは「ユニクロ」で22.0%、次いで「セシールオンラインショップ」「ベルメゾンネット」「ゾゾタウン」が9%台となっています。年代別に見ると、20代・30代は「ゾゾタウン」「ジーユー」の利用率が高いですが、50代以降の女性は「セシールオンラインショップ」「ベルーナ」を利用する人が多く、年代や性別によって、利用サイトが違っているようです。

また、半数近くの人が、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなど「ショッピングモールサイト」を利用しており、特に30・40代が多いようでした。

服はネット購入派が半数!? 最近のファッション通販サイト利用事情 d7815-557-610137-1.jpgマイボイスコム「ファッション通販サイトに関するアンケート調査」より


回答者のコメントには「試着できるようなシステムがあれば嬉しい」「後ろ姿などもみられるとわかりやすい」「詳しく調べなくても商品の在庫がわかるようにして欲しい」など、通販サイトの改善点を挙げる声が多かったです。

サイトによってはすでに、自宅で試着できるシステムや、多角度からの着用写真を載せているところもあり、顧客の声は随時反映されています。日進月歩で、どんどん使いやすくなっていくファッション通販サイト。これからも利用者は、さらに増えていきそうですね。

文/大内なつき

 

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