スピリチュアリスト・江原啓之が説く!「運命」を切り開く極意

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「良い運に恵まれたい!」「運を味方に人生を切り開きたい」と願う人は多いはず。日本を代表するスピリチュアリスト・江原啓之氏によると、運がない人などはおらず、運は誰にでも備わっているのだそう。江原氏は著書『運命を知る』の中で、人生を良い方向に切り開くには、運の本質を正しくすることが重要だと説いています。

そもそも、運とは何なのでしょうか。それは、「前世因果」「家系因縁」「念力(意欲)」「生む因果」の4つの要素で構成されていると江原氏はいいます。「前世因果」と「家計因縁」は持って生まれたもの、「余力(意欲)」「生む因果」はこれからどうにでもなることです。多くの人は「前半の2つはどうしようもない」と思いがちですが、実はそれが大きな誤解。むしろここに幸せの鍵があるというから驚きます。


まずは自分の"ダメさ"に向き合う

「前世因果」は、自分の癖や傾向に現れるのだそう。誰でも何とかしたい悪癖が1つや2つはあるものですが、それらが「前世因果」が形をとったものだといいます。まずは勇気を持って直視し、そして少しずつでも改善していくのが運気アップの第一歩になるそうです。

次の「家系因縁」は、例えば「離婚の多い家系」「親族の仲が悪い」「金銭トラブルが絶えない」などの家庭の問題です。自分のせいではないし、天災のようなものだと感じるかもしれません。ですが、そんな困った家族は"反面教師"。よく観察すれば、人生の機微をこれでもかと教えてくれる存在だといいます。

自分自身が不仲やトラブルの当事者になったとしても、過ちを責めすぎずに冷静に反省すれば、いずれは同じ境遇の人を助けられるようになるそうです。家族の問題から学ぶことは沢山あり、学べば学ぶほど運が開けると江原氏は語ります。


マイナスを引き受けるとプラスが訪れる

悪癖や家族の問題から逃げずに取り組めば、心は強く優しく成長し、必然的に人間関係が良くなる。すると生きる「意欲」が湧き、「生む因果」、つまりこの世であなたが行うことの質も上がっていくのだとか。4つの要素が満たされて、運がますます良くなるというわけです。もちろん、まず「念力(意欲)」や「生む因果」に着目していいことをしようと決意し、人に喜ばれる行動で徳を積み、余裕ができてから、自分の性格や家族の問題に取り組んでもいいそうです。

いずれにせよ、悪癖をなおし、家族の問題を乗り越え、前向きに善い行いをする。このシンプルな決意こそが、幸福への近道だといいます。

「運命にはバランスがあり、マイナスだけの人も、プラスだけの人もいない」と江原氏。努力という辛いこと、つまりマイナスを引き受けると、必然的にプラスが訪れるそうです。現状が大変でも、大変な分だけ未来は明るい思えば、頑張る力が湧いてきませんか? "棚からぼたもち"を待つより、冷静な内観と行動で、自分から幸運を掴みに行ってみてはいかがでしょう。

文/青柳寧子

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『運命を知る』

(江原啓之/パルコ出版)
良運を引き寄せたいなら、まずは運の本質を知ること。運を理解し実践することで、運命は自分で切り拓くことができると説く。江原啓之氏特製「開運護符」付き。

 

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