一度目の結婚の失敗により、両親との関係が悪化...そこから転がり落ちるように転落人生を進み、うつ病になった母。まだ中学生の娘・キヨは、どんなに振り回されても母についていくことしかできません。ときどき急に気分が良くなる母にあきれるキヨですが、事態はゆっくりと悪化していきます。
うつを理解しようとしない恋人に、暴走してうつの薬を飲ませてしまった母。体調を崩した恋人は、交通事故を起こしてしまい...。当然ながら愛人は愛想を尽かし、母に別れを告げました。そのことに嘆く母を見守るキヨですが、母が悪い方向に向かっていることを直感で察していました。
※本記事は上野りゅうじん著の書籍『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。』から一部抜粋・編集しました。
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。