宮城県で"拝み屋"を営む郷内心瞳。拝み屋といっても、安全祈願や合格祈願、鎮魂祭や先祖供養といった平板な"地味な仕事"が大半。しかし、数十万分の一確率で怪異に出会うこともあるそうで...。原作者が実際に体験した驚異の怪異譚をご紹介しましょう。
宮城県で"拝み屋"を営む郷内心瞳のもとへ、「守護霊が救けを求めている」と言い張る女性がやってくる。彼女の尋常ではない様子から、「心の病を患っているだろう」と病院での診療を勧めたものの、後日、別件で彼女の家を訪れることに。引きこもりを続ける彼女のゴミ部屋に入ると、クローゼットから不気味な老婆が顔を出していて...
※本記事は武田逸可(漫画)、郷内心瞳(原作)の書籍『母様の家―拝み屋 郷内心瞳の怪異譚―』から一部抜粋・編集しました。
【前回】「薄気味悪いの」引きこもり女性の部屋で見た「不気味な老婆」
【最初から読む】「妙なものを目撃するように...」拝み屋を訪れた父娘の相談内容
