10万人にひとりと言われる難病を発症し、家族に支えられながら、長年の夢だった漫画家デビューした、たむらあやこさん。しかし、病気をする前は"家族の絆"とは本当に縁遠い、貧乏家庭でした――。借金まみれの父と、自殺を図る母...。たむらさんも「父には本気で死んでほしいと思っていた」と言います。そんな崩壊寸前の家族が絆を深め、幸せをつかむまでの日々を描いた実録コミックが『おちおち死ねない～借金だらけの家で難病になった私のライフハック～』です。
マンガで闘病記を描き、話題となったたむらさん。その闘病生活を支えてくれた家族には感謝しているということですが、かつては「父に本気で死んでほしいと思っていました」と言うほど複雑な家族関係だったそうです...。
※本記事はたむらあやこ著の書籍『おちおち死ねない～借金だらけの家で難病になった私のライフハック～』から一部抜粋・編集しました。
※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。
【前回】「私が死ねばいいんでしょ」父と喧嘩した母は自殺を図り、足を包丁で突き刺した／おちおち死ねない
【最初から読む】父には死んでほしいと思っていました... 病気になる前、崩壊寸前だった我が家／おちおち死ねない
