『一休さんなねこ』「このはしわたるべからず」の意地悪に一休ねこは...?/みっけ!ねこむかしばなし

◆一休さんなねこ その2

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◆一休さんとねこ

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◆元となったむかしばなし


一休さん
むかし、一休というとんちが得意な坊主がいました。彼には様々な逸話があります。
たとえば、お寺の和尚さんが毒だと言って隠し持っていた水飴を全部食べてしまった時は、和尚さんのツボをわざと壊し、「責任を取って毒を飲んで死のうと思った」と言い訳をしました。
また橋の前に「このはしわたるべからず」と意地悪な立て札があった時は「『はし』ではなく『真ん中』を歩けばいい」と言って、堂々と真ん中を歩いて渡りました。

はたまたお城のお殿様から「夜な夜な出てくる屏風に描かれた虎を退治してみろ」と言われた時には、「ではまずこの虎を屏風から出してください」と言い返すのでした。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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