『福沢諭吉とねこ』これが正解!? 天はねこの上に人を作らず、ねこの下に.../にゃんと!ねこむかしばなし

『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第28回【全59回】

もしも、あの物語にねこが登場したら...? 誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! ねこならでは魅力に思わずニッコリ&ほっこり。『ねこむかしばなし』『にゃんと!ねこむかしばなし』『みっけ!ねこむかしばなし』(すべてKADOKAWA)と、大人気シリーズから厳選したエピソードをお届けします。ねこまみれの幸せを堪能してください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

◆福沢諭吉とねこ

『福沢諭吉とねこ』これが正解!? 天はねこの上に人を作らず、ねこの下に.../にゃんと!ねこむかしばなし cattales28_1.webp

◆元となったむかしばなし


学問のすゝめ
学問のすゝめは福沢諭吉による民主主義について記した本です。
当時は明治時代初期という封建制度が根付いた社会だったので、民衆一人ひとりが考えて国家を支えていく、民主主義を広めるために刊行したとも言われています。
一番有名な一節に「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」というものがあります。これはよく「人は誰しも平等な立場であるべき」という意味で捉えられますが、実はその解釈だけだと誤りなのです。学問のすゝめの中ではそういう意味ではなく「人は誰もが努力を惜しまなければ偉くなれるし、お金持ちにもなれる平等な権利を持っている。だからこそ勉学に励むべき」と記されています。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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