『みにくいアヒルの子なねこ』どうしてぼくだけ...兄弟との違いに気づいたねこは!?/ねこむかしばなし

『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第5回【全59回】

もしも、あの物語にねこが登場したら...? 誰もが知っているような有名な昔話や童話にねこが参戦! ねこならでは魅力に思わずニッコリ&ほっこり。『ねこむかしばなし』『にゃんと!ねこむかしばなし』『みっけ!ねこむかしばなし』(すべてKADOKAWA)と、大人気シリーズから厳選したエピソードをお届けします。ねこまみれの幸せを堪能してください。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

◆みにくいアヒルの子なねこ

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元となったむかしばなし


みにくいアヒルの子
あるアヒル巣の中で赤ちゃんが生まれました。次々と卵からかえっていく雛のなかに一人だけ灰色のみにくいアヒルの子がいます。
みにくいアヒルの子は色が違うというだけできょうだいからいじめられてしまいました。耐えられなくなり、いろんなところを転々としますが、そこでもバカにされ仲間外れにされてしまいます。みにくいアヒルの子はじっと我慢して一人で過ごすことにしました。

冬の間も一人でじっとしていると春が訪れます。ふと、みにくいアヒルの子が水面を見るととても美しい鳥が映っていました。みにくいアヒルの子の正体は白鳥だったのです。
みにくいアヒルの子はさっそく白鳥の仲間のもとに行き、幸せに暮らしました。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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