◆金の斧銀の斧なねこ

◆元となったむかしばなし
金の斧銀の斧
ある日、働き者の木こりが仕事をしていたところ、近くの湖に斧を落としてしまいました。
すると湖の中から女神が現れ「あなたが落としたのは金の斧ですか? それとも銀の斧ですか?」と問いかけます。木こりが「どちらでもありません」と正直に答えると、女神は正直さに感心しその両方を渡しました。
そのことを聞いた別の木こりはわざと湖に斧を落とします。先ほどと同じように現れた女神に木こりは「落としたのは金の斧だ!」と答えます。すると女神は嘘をつかれたことに怒り、湖に姿を消していったのでした。










