鰹節をねこに預ける:敵に利益を与えて損失を招くことの例え。いえいえ猫だって.../ねことわざ

『ねことわざ』 (ぱんだにあ/KADOKAWA)第10回【全10回】

ねこを用いたことわざや慣用句はいっぱい。でも、何十年、何百年前にできた言葉だけに、現代でその解釈ってどうなの?と思うことも。そこで誕生したのが「ねこ」のかわいさで「ことわざ」の意味を再解釈する、次世代のことわざ学習コミック『ねことわざ』(KADOKAWA)! 現代を生きる猫の価値観を加えて、ゆる~く解釈。この新しさ、ツボにはまるかもしれませんよ。

※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねことわざ』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

鰹節をねこに預ける

ねこのそばに大好物の鰹節を置いておくと、いつ食べられるかヒヤヒヤしてしまいます。そこから転じて「鰹節をねこに預ける」は、わざわざ敵に利益を与えて損失を招くことのたとえとして用いられます。人間が思っている以上に鰹節はねこにとって大切なもの。銀行強盗の眼の前にむき出しのお金を山のように積んで、盗むなという方が難しいですよ。

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※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねことわざ』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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