『ねこむかしばなし』

うさぎとカメとねこ

『ねこむかしばなし』 13-01.png

元となったむかしばなし

うさぎとカメ

ある日、うさぎがゆっくりと動くカメをバカにしていました。
するとガマンならなかったカメは「あの山まで競争をしよう」と持ちかけます。負ける気がしないうさぎは二つ返事で引き受けました。レースが始まり、ぐんぐんと差をつけていくうさぎ。するとその余裕からうさぎは居眠りをしてしまいます。
その間にカメはどんどんと追いついていき、ついには眠っているうさぎを追い越します。うさぎが目を覚ました時には、すでにカメはゴールへとたどりついていたのでした。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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