『少女漫画ぽく愚痴る。』 (たら実/KADOKAWA)第2回【全36回】
少女漫画風のイラストに添えられた主婦あるある、女子あるある。家事や育児、仕事や健康...日常から生まれる切実な思いや小さなストレス。そんなリアルな愚痴と、少女漫画風の繊細でかわいい絵柄とのギャップがクセになると話題のこの作品。SNSでも「身に覚えがある」「あの時の自分だ...」「声を出して笑ってしまった」と多くの人の共感を呼んでいます。どんな発想から作品が生まれたのか、作者・たら実さんのコメントを交えてお届けします! 読んでいくうちに日々の疲れが笑いに変わる『少女漫画ぽく愚痴る。』(KADOKAWA)をぜひお楽しみください。
※本記事はたら実著の書籍『少女漫画ぽく愚痴る。』から一部抜粋・編集しました。
子どもが持ち帰る上靴の謎は学園サスペンス風に
子育て経験者から「わかる」の声が聞こえそう!
ダークマターのような物体と緊迫感ある学生たちが描かれたイラストでは、日常に潜む上靴の謎を表現。
これもたら実さん自身が経験した、お子さんとのエピソードが元になっているそう。「イラストは学園サスペンス風を目指しました。恐ろしい物を見つけた時と『教室が外にあるんか』と思うくらいドス黒い上靴を見た時の感情が、若干近いものがあるなと思いこのシチュエーションにしました。夜の学校の雰囲気を描くのが楽しかったです」