難しいママ友の世界を描いたコミック『不等号な距離 あのママが私を避ける理由』。3人のママそれぞれの視点で描かれる本作では、ママたちの生々しい「本音」が読者をたびたび凍り付かせています。
今回話題になっているのは「みおママ(=美奈ちゃん)」視点で描かれたエピソード。子どもたちが幼い頃から支え合ってきたママ友「けんとママ(=むつみちゃん)」を特別な存在に感じている彼女は、次第にけんとママへの執着を増大させていきます。
いっぽうけんとママは、息子の交友関係の変化に伴い、他のママ友たちとも仲良くするように。そんな状況が許せないみおママの「本音」が描かれたのですが...
■私と会っていない間に...? そんな話、聞いてない!
長期休み明け、けんとママと久しぶりに2人で話すことができて喜ぶみおママ。そこでけんとママが別のママ友と遊んでいたこと、最近サッカーを始めたことを知ります。自分の知らないけんとママが増えていく感覚に、みおママはモヤモヤを抑えることができません。
■「ずるいひどい」それなら娘も...
帰り道、心に渦巻く「ずるいひどい」という感情。そして自宅に帰ると、自分とけんとママとの接点を増やすべく、娘にサッカーをやってみないかと話します。
自分の「執着心」だけで突っ走るみおママの姿に読者も驚愕。SNSからは「ここまで依存体質だと怖いな」「ずるいってなにが? めんどくさすぎる!」「好きなママ友に会うために子どもを使おうとするところが嫌だなぁ...」といった感想があがっていました。