(2)ご近所さんとの挨拶
住んでいる地域でお子さんを守ってくれる大人を増やすことは、お子さんの身を守る大きな味方になります。
お子さんと一緒に、通学路の見守りの方やよく行くお店の人に日頃から挨拶をしましょう。「うちの子、この近くの〇〇小学校に通っているんです」と伝えておくだけでも、地域の方々にお子さんの存在を知ってもらえます。ご近所の方とお子さんが顔なじみになることで、いざという時に助けを求めやすい関係ができます。
お子さんには、次のように伝えてあげてください。
「世の中には怖い人もいるけれど、よい大人がほとんどだよ。『はちみつじまん』(※)ともし出会ってしまった時にご近所さんに助けてもらえるように、普段からご挨拶をして顔見知りになっておこうね」
※はちみつじまん...あやしい行動を見分けるキーワード:(は)はなしかけてくる・(ち)ちかづいてくる・(み)みつめてくる・(つ)ついてくる・(じ)(ま)じっとまっている・(ん)そういう人がいたら、ん⁉と注意する
保護者やお子さんの事前準備に加え、地域のつながりがあることで、安全対策の輪が広がります。
(3)「おさんぽ安全マップ」の作成
家の周りや通学路など、日頃よく使う場所をお子さんと周りを見ながら歩き、「ひまわり」(※)の場所を参考にしながら危険な場所を探してみましょう。
※ひまわり...悪い人が子どもに近づきやすい危ない場所:(ひ)ひとりだけになるところ・(ま)まわりからみえないところ・(わ)わかれ道/わき道/うら道・(り)りようされてない家/公園
たとえば、「ここは誰かが隠れていても見えにくいし、ここで怖いことがあっても周りの人からは見えないね」「ここは歩いていると一人になるから悪い人が声をかけやすいと思うかも」といったように、「なぜ危険なのか」という理由を話し合いながら歩くことが大切です。お子さんに「この場所は危ない」と単純に覚えさせるのではなく、「どうして危険なのか」を理解してもらうことが重要です。そうすることで、お子さんは家の近くではなくても、「こういう特徴のある場所は危ないかもしれない」と自分で察知できるようになります。
家に帰ったら、一緒に「おさんぽ安全マップ」を作成しましょう。家の周りの地図を作って、地図の上で、どこが危なかったか、どうしてそう思ったかを記録します。危ない場所と併せて怖い目に遭ったときに駆け込む場所も記録しておきましょう。
街の景観は常に変わります。安全マップは一度作って終わりではありません。日々の会話の中で気づいたことを更新し、定期的に見直していきましょう。







