「枕営業してるのか!」義母からの電話が暴く「DV夫」の知られざる過去/女王は不倫DV夫に屈しない

「この男のせいで恐ろしい地獄へ落ちることになろうとは...」

理不尽に仕事を失った、30歳の漫画家チカ。失意のどん底で「ある男」に出会った瞬間、運命を感じずにはいられませんでした。なぜなら彼は自分が描き続けた「理想の男」そのものだったのです。しかしこの出会いが地獄への入口になろうとは、その時のチカには知る由もありません。

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嫁姑バトルを描いた代表作『羅刹の家』のほか、数々のヒット作品を世に生み出してきたレディコミの女王・井出智香恵。最近、国際ロマンス詐欺で7500万円を失う被害に遭ったことを公言し、話題にもなりました。

しかし、彼女を語るうえで無視できないのが、元夫との結婚生活です。ドメスティックバイオレンス、不倫、借金に苦しんだ日々...。自伝的な本作『女王は不倫DV夫に屈しない』では、その壮絶な過去が赤裸々に綴られます。3人の子どもを育てながら、彼女はこの逆境にどう立ち向かったのでしょうか? 今、戦いの全貌が明らかになります。

※この記事はセンシティブな表現・不快感を伴う描写が含まれます。ご了承の上、お読みください。

【前回】新婚の妻をビンタする夫!?「男の醜い嫉妬」があぶり出した「夫の正体」

運命的な出会いからわずか5カ月で結婚したチカと夫。チカは新婚生活を楽しんでいましたが、夫が仕事を探さないことが気がかりで...。ある日、知り合いの編集者からの仕事依頼の電話に、泣いて喜ぶチカを見て、夫は「その男が好きなのか」といきなり頬を叩くのでした。

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井出智香恵
1966年に『ヤッコのシンドバット』(集英社『りぼん』掲載)でデビュー。1990年代、『羅刹の家』(主婦と生活社刊)がヒットし、テレビドラマ化。2022年、国際ロマンス詐欺に遭ったことを告白し、同年8月『毒の恋 7500万円を奪われた「実録・国際ロマンス詐欺」』(双葉社刊)を上梓。

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