『よっ!ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)第5回【全18回】
可愛くてマイペースで、時にはふてぶてしさもご愛敬。そんな猫たちが、もしもあの物語に加わったら新たな展開に!? 『よっ!ねこむかしばなし』(KADOKAWA)は童話×ねこの癒やし系ねこまんが第4弾。おむすびころりん、イカロス、舌切り雀、アリババ...古今東西さまざまな昔話や童話などにねこがいればみーんなハッピー! 読むだけで顔はニンマリ、心はほっこりのエピソードをお届けします。
※本記事はぱんだにあ著の書籍『よっ!ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。


◆元となったむかしばなし
天の羽衣
むかしあるところに結婚できない一人の男がいました。男が浜辺へ散歩をしに行くと、偶然水遊びをしていた天女たちが天へと帰っていくところを目撃します。天女たちがいたところを見てみると今まで見たこともないほど美しい羽衣が木にかかっています。
男が羽衣を懐に入れて歩いていると、泣いている美しい娘がいました。男はその娘が天女であり、羽衣を探していることに気づきましたが、自分の嫁にしたいがために知らないフリをしました。娘も天への未練はあるが、熱心な男にほだされ、そのまま結婚したのでした。ある時、家の掃除をしていた妻は、屋根裏に男が隠していた羽衣を発見します。名残惜しさもありつつ、妻は天へと帰っていくのでした。



