不在票がいらなくなる!? 宅配業界を救う"バーコードリーダー付き南京錠"の可能性

f564024d7abe939543bc05284189bac0_original.jpg写真:「KICKSTARTER」より


現在、宅配便業界は「人手不足」と「再配達」という深刻な問題を抱えています。

ネット通販市場の拡大に伴い、宅配便の取扱個数が急増しました。そして、宅配便の約2割は再配達になっているとされ、ただでさえ人手不足の宅配便業界をさらに苦しめています。

再配達でトラックの走行距離が延びれば、CO2(二酸化炭素)の排出量も増加します。再配達を減らすことは、もはや国の課題なのです。そんな中、宅配便利用者、さらには環境省や国土交通省まで救ってくれそうな、画期的な商品が誕生しました。それが、「BoxLock Home」です。

不在票も再配達も要らない!?スマート南京錠って?

「BoxLock Home」は、アメリカの企業が開発した、宅配物のバーコードでロックを解除できるスマート南京錠です。これを使えば、宅配荷物のバーコードで南京錠が開け閉めできます。この仕組みで、不在時でも安全に荷物を受け取って保管できるのです。


「BoxLock Home」は、バーコードリーダーと南京錠がセットになっています。使い方は、自宅前に設置した宅配ボックスを「BoxLock Home」で施錠しておくだけでOK。配達者が荷物の伝票バーコードを読み取り、購入履歴があればロックを解除できる仕組みとなっています。

荷物が届くと専用アプリに通知が来るほか、宅配時のトラッキング機能も搭載されており、配達から受け取りまで配送状況を一元管理できます。なお、バーコードはシェアも可能なので、長期間不在時に、友人や家族に管理を頼むことも可能です。

a87d39ee37563b3878bb94e34d29459d_original.jpg写真:「KICKSTARTER」より

マンションの宅配ボックスと何が違う?

では、マンションに備え付けの宅配ボックスとは、何が違うのでしょうか?

一番の違いは、「鍵」の安全性です。マンションの宅配ボックスには、最新の番号式のほか、南京錠やダイヤル錠などが使われていますが、「鍵の紛失」や「暗証番号の流出」などのリスクが付きまといます。

また、宅配ボックスの設置にはスペースが必要で、アパートや一軒家には備え付けられません。その点、この「BoxLock Home」であれば、自分の生活空間に合ったサイズの箱を用意し、それに付けるだけで使えるのです。

「BoxLock Home」は、スキャン時にも掴みやすいシンプルでおしゃれなデザインです。そして、USB充電が可能な長寿命バッテリーを搭載し、電池切れの心配を減らすなど、細かなところまで綿密に設計されています。

このように、宅配便利用者だけでなく、配達者の負担も軽減できそうなスマート南京錠「BoxLock Home」。今のところ米国のみのサービスですが、とても便利そうなので日本への早期導入を期待したいですね!

文/千葉洋一

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