新年は新しいタオルで! 国産タオル2大ブランドがamazonランキング2位&6位に/ネットランキング

pixta_6390036_S.jpg新年あけましておめでとうございます! 忙しい師走を経て、すっきりと新しい気持ちで新年を迎えられた方も多いと思います。その証拠に2017年12月中旬以降のamazonホーム&キッチン 売れ筋ランキングは、掃除用具や、収納用具のような大掃除関連グッズ、そしてこのタイミングで交換される方が多いのか、タオルが常にランクインしていました。「12月12日の売れ筋ランキング」には、産地の違う二種類のタオルが登場しています。

 

1位 アイリスオーヤマ 布団乾燥機 カラリエ パールホワイト FK-C2-WP
2位 hiorie(ヒオリエ)今治タオル 認定 mist バスタオル2枚セット
3位 ドウシシャ メタルラック 防サビ 91.5×46×178.5cm キャスター付属
4位 ツインバード サイクロンスティック型クリーナー スケルトンブラック TC-E123SBK
5位 サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml パールホワイト
6位 白タオル 業務用泉州フェイスタオル 260匁 10枚セット ホワイト 日本製
7位 サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグワンタッチオープンタイプ 500ml オールブラック
8位 アイリスオーヤマ LEDシーリングライト 調光調色タイプ~8畳 CL8DL-5.0
9位 アイリスオーヤマ LEDシーリングライト 調光調色タイプ~12畳 CL12DL-5.0
10位 Heat Warm(ヒートウォーム)毛布 シングル ブラウン40220106
※アマゾン 「ホーム&キッチン」売れ筋ランキング(2017/12/12)

 

そもそも今の形のタオルが歴史に刻まれ始めたのは1850年代。イギリスでループパイルを持つタオルが作り出され、ヨーロッパやアメリカで作られるようになりました。その後、日本に初めてやってきたのは明治時代半ば過ぎの1900年ごろ。「高級な舶来品」だったタオル...何に使われていたと思います?

答えは「マフラー」なんだそうです。確かに高級タオルのやわらかくあたたかいあの肌触り...マフラーにしたくなる気持ちもわかるけれど...きっと今見たら単なる銭湯帰りのおじさん?!

さて、そんな「タオル」ですが、ほぼ国内シェアを二分する産地があります。愛媛県今治市の「今治タオル」、そして大阪府泉佐野市の「泉州タオル」。中国や東南アジアの量産品が世の中を席巻する中、「国産タオルの2大ブランド」として異彩を放っているこれらのブランドですが、では、両者にどのような違いがあるのか?あるいは同じなのか?少し調べてみました。

結論から言いますと、「今治タオル」「泉州タオル」はその製法の段階からまったく異なるものでした。
その多くは「今治タオル」=先晒し先染め、「泉州タオル」=後晒し後染めという製造法をとっています。

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hiorie(ヒオリエ)今治タオル バスタオル2枚セット

 

タオルに使う綿糸は、そのままだと柔らかくて機械に掛けたときに切れるため、織りやすくするために糊付けして張りを出します。また、そのままだと生成色なので、真っ白にする、あるいは美しく染色するためには「晒し(精錬漂白)」をして、糸の油分や汚れを取り除かねばなりません。

さて「今治タオル」は「先晒し先染め」の製法です。糸の状態で晒し、染色、糊付けをしてから織るという方法です。今治では染色した糸を複雑に組み合わせ、高度なデザインを織り上げる「ジャガード織」が盛んです。

そして織り上げたタオルをもう一度洗います。「後洗い」という今治の伝統技法で、一度洗うことによって糸の糊を抜き、綿糸の本来の吸水性を取り戻すのです。この時少しでも糊が残ってしまうと吸水性に劣るタオルになりますが、今治では「沈下法」という「5秒以内に吸水して沈み始める」という独自基準を設けていて、この基準を満たしたものだけが出荷されます。

 

senshu.jpg業務用泉州フェイスタオル 260匁 10枚セット

対して「泉州タオル」は「後晒し後染め」という製法です。この製法は多くのタオルで採用されているものですが、泉州の「後晒し」では糊付けした綿糸を織り上げた後、精錬漂白して染色し、何度も丹念に洗います。すべての工程の最後に「晒し」と「洗い」が来るため、糊が完全に洗い流され吸水性のよいタオルになります。

ではどちらを選ぶか?!

一般的には先晒しタオルは美しいデザインや色、柔らかさに、後晒しタオルは吸水性に優れ、低コストと言われています。今回のランキングでは「今治タオル」はバスタオル2枚組、「泉州タオル」は「業務用10枚組」がランクインしたことからもわかるように、「今治タオル」はブランドとしても知られているため、ギフトなどにもよく使われています。

対して「泉州タオル」は、どちらかというとホテルユースだったり、国産のよいものが多めにほしい、という場合に選ばれているようです。どちらも国産で、吸水性などのテストは両地域の組合の厳しい基準をクリアした品質の良いものだけが出荷されているため、あとは価格や好みと照らし合わせて決めましょう。

 

文/武石彩子

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