近代絵画の父・セザンヌと文豪・ゾラ。幼馴染の二人の幼少期って?/5分でわかれ!印象派

『5分でわかれ!印象派』 (須谷明/KADOKAWA)第5回【全10話】

毎年のように話題の展覧会が開かれるなど、日本で高い人気を誇る印象派のアート。その「印象派」の名前の由来はご存じでしょうか? これは『印象・日の出』というモネの初期作品を見た批評家が「印象ね。確かに印象には残った」と皮肉ったことから広まっていったとされています。常識を覆す斬新な作風ゆえなかなか評価されず、当初はモネの作品が「描きかけの壁紙の方がまし」、ルノワールの作品は「腐った肉の色」とまで酷評されるなど、もしろ"炎上"状態。当初は蔑称だった「印象派」という言葉が定着した、とされています。
そんな炎上画家たちを描き、SNSでも話題となったのが須谷明さんの『5分でわかれ!印象派』(KADOKAWA)です。須谷さんが「歴史に名を残す巨匠だけあって全員キャラが濃い」というだけあり、ワガママ王子・モネ、異様なお人好し・ルノワール、超絶ひねくれもの・ドガなどの面白エピソードや雑学が満載です。名画の味方がガラッと変わる本作品から、一部を抜粋してお届けします。

※本記事は須谷明著の書籍『5分でわかれ!印象派』から一部抜粋・編集しました。

【前回】「つけあがらず仕事をしてこそ...」印象派の巨匠・ルノワールの「ぐっとくる名言」

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※この記事は『5分でわかれ!印象派』(須谷明/KADOKAWA)からの抜粋です。

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