いつか必ず訪れる親との別れ。もし親の死後に巨額の借金が遺されていたら、あなたならどうしますか？ この物語の主人公は、エッセイ漫画家・人間まおさんの実の父親。若かりし頃、急逝した親に1億円の借金があることが発覚し、突然巨額の借金を抱えることになってしまったのです。果たして無事に返済できるのでしょうか...？ 毎日が発見ネットで大反響を呼んだ『義母との戦いで得たもの』の著者・人間まおさんによる、汗と涙の実録漫画『父の1億円借金返済記』をお届けします。
ガラス販売会社で働いていた父。その会社の経営者は父の父、つまり人間まおさんの祖父でした。父は跡取り息子でしたが、祖父と喧嘩をし家を出て東京で結婚します。2人目の子どもを授かった頃、祖父の訃報が届き、会社に1億円の借金があることが判明。連帯保証人だった父は、金策に走りどうにか倒産の危機から救います。そして、会社を継ぐ意思がなかったため、従業員ごと会社を身売りし、借金返済に向け土地の売却を考えますが、整形地ではないため売却が難しいことを知るのでした。
