いつの時代もミステリーやサスペンスは私たちの知的好奇心を刺激してくれます。そこで、ひと味変わったミステリー漫画でちょっと一息しませんか? 天才能楽師でありながら探偵の顔も持つ月城奏人(つきしろかなと)が、難解な事件を紐解いていく「能×ミステリー」の異色作。Haru Miyano著の書籍『能楽師探偵 月城奏人の心得』からエピソードを抜粋してお届けします。
新進気鋭の天才能楽師、月城奏人。奏人がシテ(主役)を務める舞台の最中、突然、後見役の演者が倒れました。しかし、トラブルがあっても最後まで舞台をやり切った奏人。その後の取調べで「毒によるもの」と奏人は言い当てたのですが...。
※本記事はHaru Miyano著の書籍『能楽師探偵 月城奏人の心得』から一部抜粋・編集しました。