ハーブはリラックス効果が抜群です。ハーブを暮らしのさまざまなシーンで活用する方法を、緑花文化士、ハーバルセラピスト、アロマテラピーアドバイザーの臼井治子さんに伺いました。
フェイシャルスチーム
皮膚に潤いを与えて血行を促進したり、気持ちを落ち着かせるのに効果的です。ハーブの種類によってさまざまな症状の緩和、美肌に役立ちます。のどが痛いときに鼻や口から蒸気を吸入すると痛みを和らげる効果も期待できます。
【材料】
肌に潤いを与えたいとき:ゼラニウム/ラベンダー/カモミール/ローズマリー/ポットマリーゴールド/バラなど
のどの痛みや咳がでるとき:タイム/セージ/ローズマリー/カモミール/レモンバーム/ミント/ラベンダーなど
【作り方】
ハーブ2、3種類を洗面器(マグカップでも可)に入れて熱湯を注ぐ。洗面器の上にかがんで蒸気が逃げないようバスタオルなどを頭にかぶる。その際、目は閉じる。10分ほど行う。
※ぜんそくがある場合は、蒸気吸入は行わないようにしてください。
バスソルト
ハーブの香りに満ちたお風呂で疲れを癒やします。マローブルーはお湯が爽やかなブルーになります。お茶パックに入れて使用すると掃除もラクでお勧めです。
【材料】(作りやすい分量)
天然塩...300g
マローブルー(ドライ)...10g
ラベンダー(ドライ)...20g
ラベンダー精油...20滴
【作り方】
保存用などのしっかりしたビニール袋に精油以外の材料を入れ、マローブルーの色が塩につくまでよくもむ。ラベンダー精油を加えてもう一度よく混ぜる。入浴時、湯に大さじ2、3杯入れる。
忙しい日々が続いたり、ストレスがあるときなどハーブで癒やしタイムはいかがでしょうか。ぜひ、チャレンジしてみてください。
<教えてくれた人>
臼井治子さん
1953年、東京生まれ。日本女子大学家政学部家政理学科生物農芸(現理学部物質生命科学科)卒業。幼いころから父親と奥多摩を歩き、草花と親しむ。庭に山野草とともにハーブも多数植え、楽しんでいる。緑花文化士、ハーバルセラピスト、アロマテラピーアドバイザー、森林インストラクターとして幅広く活躍。
臼井治子さん
1953年、東京生まれ。日本女子大学家政学部家政理学科生物農芸(現理学部物質生命科学科)卒業。幼いころから父親と奥多摩を歩き、草花と親しむ。庭に山野草とともにハーブも多数植え、楽しんでいる。緑花文化士、ハーバルセラピスト、アロマテラピーアドバイザー、森林インストラクターとして幅広く活躍。