人気者が会話の最中にしていること。いますぐ実践できるテクニックを人気ネタ作家が紹介

人気者が会話の最中にしていること。いますぐ実践できるテクニックを人気ネタ作家が紹介 pixta_83516783_S.jpg

『お笑い脳 イヤなことをおもろいに変える芸人の思考法』 (芝山大補/KADOKAWA)第4回【全8回】

「人間関係の悩みは、芸人の技術によって解決できます」と話すのは、300組以上の芸人にネタを提供してきたネタ作家・芝山大補さん。それに気づいたのは「人前で話すのが怖い」と悩む女性に出会ったことがきっかけでした。その女性に対し芝山さんが伝授したのは、会話と人生が楽しくなるお笑い芸人の思考パターン。しばらくするとその女性は、人前で話すことの恐怖心がなくなったそうです。今回は芝山さんの著書『お笑い脳 イヤなことをおもろいに変える芸人の思考法』(KADOKAWA)から、どんなこともおもしろくとらえる「お笑い脳」へのアップデート方法をご紹介します。

※本記事は芝山大補著の書籍「お笑い脳 イヤなことをおもろいに変える芸人の思考法」から一部抜粋・編集しました。

人気者は〇〇を与え、嫌われ者は〇〇を与える

突然ですが、人って会話に何を求めてると思いますか?

芸人300組以上に携わってきた僕が出した結論は――

わかりません。

冗談冗談です! 出した拳をおさめてください。では本当の結論を言います。

それは 「安心感」 です。

人気者に人が集まるのは「安心感」を与えるのがうまいからでしょう。

よくコミュニケーションアップのノウハウ本でも書かれている次のような動作は、全て相手に安心感を与えますよね。

・相づちを打つ
・笑顔でいる
・リアクションを大きくする

逆にするとどうでしょう。

・相づちを打たない
・ずっと真顔
・リアクションが一切ない

あ〜ら不思議(テーレッテテ〜!)、逆にしただけで不安を与えるような動作になりましたね。こういう人と会話をしていると、「私との会話つまんないのかな?」「話を聞いてくれているかな?」と考えてしまって楽しめません。

つまりこのことから、人気者は「安心感」を与えることが多く、嫌われ者は「不安」を与えることが多いというのがわかりますよね。

他に不安を与える話題には、どんなものがあるでしょうか?

 
※本記事は芝山大補著の書籍「お笑い脳 イヤなことをおもろいに変える芸人の思考法」から一部抜粋・編集しました。
PAGE TOP