ふっくら鼻緒が気持ちいい! 「三つ編み布ぞうり」を手作りしませんか?

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布を切って編んでぐるぐる巻いて完成!

素足に履いて、夏の室内履きにぴったりの布ぞうり。手作りに挑戦してみてはいかが!? 布を細長く切って三つ編みを作り、ぬい留めながらぐるぐる巻いて作ります。使い道のない布やカーテン、古着なども再利用できます。たくさん作ってプレゼントにするのも素敵です。

1806p057_01.jpgモノトーンのシックなカーテン生地を使用。
周囲の赤い布はTシャツをカットしたもの。前緒にも赤を効かせてワンポイントになっています。

 

1806p057_02.jpg着なくなったストレッチデニムを使用。
1着では足りなかったので、同色のコットン地を組み合わせて鼻緒に。

 

作り方

■用意するもの(女性用1足分・サイズ23 ~ 25㎝)

1806p059_01.jpg・本体用の布 110㎝幅×100㎝
・鼻緒、前緒用の布 110㎝幅×30㎝
・手ぬい糸  ・手芸用わた  ・ぬい針  ・待ち針  
・指ぬき(布が硬くて針が通りにくい場合に使用)
・チャコペン  ・裁ちばさみ  ・糸切りばさみ  ・定規 

■できあがり寸法
長さ約24㎝。鼻緒の位置はつま先から、全体の2/3の場所に。

 

POINT!布選びのコツ

三つ編みをしてざくざくぬうので、硬い布、目の詰まった布は不向きです。おすすめはある程度の厚みがあって目の粗いざっくりとした布。カットする前に何枚か折り重ねて針を通してみて、無理なく通れば大丈夫です。

【ダブルガーゼ】
ゆるく織ったガーゼを2枚重ねたダブルガーゼは最もおすすめの素材。手芸店などで色や柄も豊富にそろっています。

【インテリア用の布】
カーテンやマルチクロス、クッションカバーなどを利用しても。柄ものは三つ編みにすると思わぬ表情になって楽しいです。

【ストレッチデニム】
普通のデニムより柔らかいのでぬいやすいのが魅力。布の量があるワイドパンツがおすすめです。鼻緒だけに使っても素敵。

【鼻緒の布は何でもOK!】
基本的にはどんな布でも大丈夫。コットンプリントやオックスなどは、色柄が豊富。組み合わせを楽しんで。

 

1 布を裁断する

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本体は片足9本、計18本裁断する。

  

2 布を三つ編みにする
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1で裁断した布を縦半分に折り、3枚重ねて端を待ち針で留めて三つ編みに。
端はそのまま待ち針で留めておく。

 

3 中心から縫う

1806p060_02.jpg三つ編みを1本、待ち針をはずして糸を通した針を端に刺す。針を引き、2~3回くるくると糸を巻きつける。15㎝折り返し、これを芯にして巻いていく。足が大きめの人は16㎝に。

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三つ編みが縦になるようにして、折り返した部分をざくざくとぬい留める。まず三つ編みの幅の中心に針を刺し、上側から針を出す。

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なるべく糸を表に出さないようにしてぬっていき、端までぬったら玉留めをして糸を切る。

 

4 2本目までぬう

1806p061_01.jpg三つ編みを折り返し、時計回りに巻きながら同じようにぬい留めていく。

1806p061_02.jpg鼻緒を差し込む位置に、チャコペンなどで印を付け、鼻緒を差し込めるように、その部分は飛ばしてぬい、穴を開けておく。

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1本目が終わったら2本目をぬう。厚みが均等になるように、端を少し重ねてぬい進める。

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1806p061_05.jpgつま先側に、もう一つ鼻緒付け位置に印をつけ、穴を開けておき、3本目の先をつないだところで一度ストップ。

  

5 3本目をぬう

1806p061_06.jpg3本目をぬう前に、ぐるりと巻いてみて、端を待ち針で留めます。

1806p061_07.jpg鼻緒の付け位置にチャコペンなどで印を付けておく。
鼻緒の位置に穴を開けることを忘れずに、同様にぬい留める。最後は端をなじませて平らにしてぬい留めます。これで表側が完成。

 

6 裏を補強する

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本体を裏返し、鼻緒を付ける位置に印を付ける。箸などを挿し込むと分かりやすい。
下の図を参考に、糸を通して補強する。表同様、鼻緒のつけ位置は開けておく。

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糸を引き締め過ぎると幅が狭くなるので様子を見ながら。
しっかりと補強できたら本体のできあがり。

 

7 鼻緒を作る

1806p062_03.jpg鼻緒用の布を縦半分に、中表になるように折り、1㎝のぬいしろでぬう。手ぬいでも、ミシンでもOK。表に返し、ぬい目が真ん中になるようにして形を整え、中心を糸で縛る。

箸や定規などを使って鼻緒にわたを奥までしっかり詰める。ほぐしながら詰めるとふんわりと均等になる。両端は5㎝ほど、詰めないでおく。


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1806p062_05.jpg前緒用の布を中央で上下を突き合わせるように折り、さらに縦半分にして四つに折る。はしごまつり」で端をとじる。

<はしごまつり>

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「コの字とじ」ともいいます。折り目の輪の部分を針ですくいながらぬいます。

 

8 鼻緒を付ける
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前緒を二つ折りにして、両端を穴に表から通します。

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前緒が輪になったところに鼻緒を通す。鼻緒の端を、両方とも穴に通し、前緒の端を裏でひと結びする。

1806p063_03.jpg鼻緒の端の片方を1㎝ほど中に折り込み、もう一方の端を中に入れる。

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重なり部分をぬい留め、周囲を本体にざくざくとぬい付ける。

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1806p063_06.jpgここで必ず試し履きをして、長さを調節。ちょうどいい長さのところで、本体からはみ出す部分をカットし、前緒の端を本体にぬい付けます。

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完成!
できれば両足を同時進行で進めると、大きさのバランスがとりやすくなります。

※詳しい作り方は『毎日が発見』2018年6月号P58~63に掲載されています。

  

構成・文/若松香織 撮影/吉田篤史 イラスト/堀川 波

<教えてくれた人>
制作・デザイン/堀川 波(ほりかわ・なみ)さん

1971年大阪府生まれ。おもちゃメーカーの企画開発を経てフリーに。本、エッセイの執筆、イラストなどの仕事の他に布小物の製作、デザインなども手がける。近著に『半径66センチのしあわせ』(サンマーク出版)。

この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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