168万部のベストセラー『嫌われる勇気』の著者 岸見一郎さんの新連載が2月号からスタート!

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連載タイトルは「老後に備えない生き方」。
あらゆる悩みに哲学で回答する〝人生相談〟です

 
『毎日が発見』2018年2月号(1/28発売)から始まる連載に先立って、『毎日が発見』読者モニターの皆さんに相談を寄せていただきました。多かったのは、「人間関係の悩み」です。岸見さんはどのように答えるのでしょうか?

「人との関係の中に入っていくと、思いがけない反応が返ってくることがありますね。人から嫌われたり、憎まれたり、裏切られたり、傷つけられるような経験も避けることはできない。そういう意味で人間関係は不幸の源泉です。でも他方、生きる喜び、幸福もまた人間関係の中でしか得ることができない。だとすると、人との関係の中に入っていく『勇気』を持たないといけない。その勇気を持てるかどうかが大事です。幸せになっていく方法を見つけるには、そうするしかないと思っています」

岸見さんが、回答の基本に置くのが「哲学」です。
「哲学は具体的なものだと考えています。皆さんの相談に答えられないような哲学は全く意味がない。なぜ、ぼくがプラトンを好きかというと、非常に具体的な対話になっていて、生き方を省みることを可能にさせるような話ばかり。自分の生き方そのものを見直すことができる。そういうものを本当の哲学と思っているので皆さんの相談に対して、『こういう風にしたらどうですか?』という具体的な提案をして対話していきたいですね」

もちろん相談を寄せた方以外の方にも役立つ内容になります。
「いろんな人生があるけれども、基本的な問題は、割と似ている面があります。そういう普遍的な問いに答えるのが、哲学ができること。例えば、親の介護の悩みを取り上げて、『あ、介護は関係ない。私、介護はしていないし』って思われたら終わり。ぼくの話は読まれなくなる。でも介護の問題も、親や家族、施設の方との人間関係の部分が多い。そういう話なら、自分のいま置かれている状況での対人関係を解決するヒントがあるかもしれない。そう思ってもらえるような連載にしたいですね」

どうぞお楽しみに!

岸見一郎(きしみ・いちろう)さん

1956年、京都府生まれ。哲学者。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。ベストセラーの『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(古賀史健と共著、ダイヤモンド社)をはじめ、『幸福の条件 アドラーとギリシア哲学』(角川ソフィア文庫)など著書多数。

この記事は『毎日が発見』2018年1月号に掲載の情報です。

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