「美肌の湯」として名高い岐阜県の下呂温泉。
徐々に暖かくなる「春」は、この下呂温泉を拠点に温泉を楽しみつつ、ひと足伸ばす「飛騨を巡る旅」がおすすめの季節なんです。
楽天トラベルでも、この下呂温泉の春の魅力を紹介する特集を実施中。
さらに下呂温泉観光協会の方に「大人の女性へのおすすめの過ごし方」をお聞きすると...
「下呂温泉街では温泉や足湯はもちろんですが、御朱印を求めて温泉寺などへの散策も魅力です。さらに、下呂温泉周辺の町へ足を延ばし、古い街並みの路地を歩く『筋骨めぐり』や大自然をトレッキングする『滝めぐり』などを楽しむアクティブな40~50代女性も多いですよ」と教えていただきました。
まさに、下呂温泉からの「ひと足伸ばし旅」。
40~50代の「大人の女性」に注目を集めているスポットを、さっそくご紹介しましょう。
まずは下呂温泉の湯と散策を満喫
首都圏から新幹線で名古屋駅へ約1時間30分、東海道本線・高山本線に乗り換えて約2時間で下呂駅に到着します。
駅から飛騨川にかかる下呂大橋を渡ると、そこはもう下呂温泉街です。
大橋の上から見えるのは、飛騨川の中から立ち上る湯けむり。
下呂温泉名物「噴泉池」です。この先の出合いに期待が高まります。
下呂温泉街には多くの見どころがありますが、注目されているのが「醫王霊山 温泉寺」です。
「御朱印ブームで訪れる方が増えています」(下呂温泉観光協会)
温泉寺は下呂温泉市街を見渡す高台にある地元の信仰の場所で、本堂前にある薬師如来尊像からは下呂の温泉が湧き出ています。
この温泉寺を最終目的地に、温泉街の散策に出かけてみましょう。
街には8つの足湯(うち7か所は無料)が点在して散策疲れを癒してくれるほか、小腹がすいたらおいしいテイクアウトフードが待っています。
足湯に癒されたら次のスポットへ出かけましょう
ひと足伸ばして"筋骨"や"滝"を巡る飛騨の町へ
美肌の湯にゆったり浸かってツルツル素肌に変身したら、翌日は少し遠出をしてみませんか。下呂温泉の周りには魅力的な町が点在しています。
その一つが、下呂駅からJR高山本線に乗り、二駅の場所にある飛騨金山です。
「飛騨金山は昭和の趣が残る街で、いま"筋骨めぐり"がとても人気なんです」(下呂温泉観光協会)。
"筋骨(きんこつ)"は飛騨地方の言葉で「狭い路地」のことを指します。
飛騨街道の金山宿にあたるこの街には、細い迷路のような筋骨が張り巡らされていて、現在も地元の生活の道として使われています。
特に、地元の方の話を聞きながら巡るガイドツアーが大人気なのだそう。
筋骨めぐりで立ち寄りたいのが、こちらの「奥飛騨酒造」。
築約190年の古民家で、酒蔵見学や試飲ができます。
店内には天保年間からの大福帳などを展示した資料館にもなっています。
自然のもろみの泡を瓶内に封じ込めた日本酒「初緑スパークリング」、フルーティな味わいの「初緑 純米吟醸 無濾過 生原酒」など女性にも飲みやすいお酒がそろいます。
アクティブに過ごすなら、下呂から五駅の場所にある飛騨小坂へ。
実はこの飛騨小坂は200以上の滝がある街なんです。
「これらの滝を巡る『小坂の滝めぐり』はトレッキング好きな方に人気です。ガイドが必要なコースもありますが、三ツ滝コースなどガイド無しで散策路を歩く手軽なものもあるので、どなたでも楽しめますよ」(下呂温泉観光協会)。
御嶽山の溶岩の絶壁「巌立(がんだて)」があるがんだて公園から三ツ滝へは徒歩15分ほど。
滝の音や森林の香りなど自然の息吹を存分に感じられます。
渓谷のさらに奥へ進むコースもあり、レベルに応じてガイドツアーが用意されています。
スニーカーなど歩きやすい服装で出かけましょう。
そして「春ならではの楽しみ」の決定版「桜観賞」はいかがでしょう。
下呂温泉街でも下呂駅の周辺などで桜が見られますが、おすすめは温泉街から車で20分ほどの場所にある、樹齢400年の「苗代桜」です。
この桜の開花を待って苗代(稲の苗を作る田)の準備を始めたことからこの名がついたそう。
例年の見ごろ時期は4月上旬~中旬で、ライトアップも予定しています。
水田に映る幻想的な苗代桜
またこの時期は下呂駅発着の桜のバスツアー「下呂温泉 桜めぐりツアー」(一人2,000円、要予約)が登場し、マイカーのない人も桜が楽しめます。
2020年は4月6日(月)~19日(日)に午前便、午後便、ライトアップ便の3本を予定し、苗代桜をはじめとした下呂市内で一番見ごろの桜を数か所訪れます(場所は日により異なる)。
※桜は開花状況により見ごろが変動します。また、ツアーの内容が変更・中止になる場合があります。
時間が許す限り、温泉街の名物も堪能。
旅の拠点となる下呂温泉には、ぜひ楽しんでいただきたい名物がたくさんあります。
1つはこちら、老舗肉店が営む「湯島庵」の飛騨牛のあぶり握り寿しです。
飛騨牛の赤身や霜降り肉、納豆で育った飛騨納豆喰豚のバラ肉のあぶり寿しを手軽に味わえます。
「珠玉の三種盛りセット」。左から飛騨牛赤身にぎり、飛騨牛霜降りにぎり、飛騨納豆喰豚豚バラにぎり
趣のある店構え
スイーツなら、地元の下呂牛乳のほか、国産卵や天然のバニラビーンズなどを使った「下呂プリン」が人気です。
左から下呂プリン(ソーダ)と下呂プリン(レトロ)
もとは銀行だったという建物にある下呂プリン。
そして温泉地で欠かせないのは、やはり温泉宿。
例えば、飛騨川のほとりにあるのが「下呂温泉 水明館」。
上皇上皇后両陛下がお泊りになったこともある格式高い旅館で、敷地には4つの館を構え、3つの大浴場と2つの貸し切り風呂が楽しめます。
下呂駅から徒歩2分という温泉街観光の拠点としても便利な立地です。
天井、壁、柱にまでヒノキを配し香り漂う「下留の湯」。窓の外には日本庭園が広がります
国内ナチュラルコスメブランド「ゼミド」のアメニティがついているのも、女性にはうれしい心遣いです
またお宿にはさまざまな宿泊プランが用意され、中華やフレンチのコースもあります(プランにより異なる)。
飛騨牛をはじめとする飛騨の食材をふんだんに使ったフレンチ(上)と中華(下)の夕食コースの一例
下呂温泉をはじめ魅力的な町が点在する下呂市。
楽天トラベルでは、この下呂温泉の温泉宿が提供するお得な宿泊プランなどを紹介した春のおでかけ特集を実施中。
美肌の湯に癒される下呂温泉を起点に、自然や歴史に触れる魅力的な飛騨の旅にぜひ出かけませんか。
<今回ご紹介したスポット>
◆醫王霊山 温泉寺
住所:岐阜県下呂市湯之島680
アクセス:下呂駅より徒歩15分
◆筋骨めぐり
住所:岐阜県下呂市金山町
アクセス:下呂温泉よりJR高山本線で飛騨金山駅下車
※ガイドツアー問い合わせは金山町観光協会へ(080-3637-2201)へ
◆奥飛騨酒造株式会社
住所:岐阜県下呂市金山町金山1984
営業時間:酒造見学受付時間 9:00~17:00
アクセス:下呂温泉よりJR高山本線で飛騨金山駅下車、徒歩10分
料金:無料(要予約)
電話:0576-32-2033
◆小坂の滝めぐり
住所:岐阜県下呂市小坂町赤沼田811-1飛騨小坂ビジターセンター(小坂の滝めぐり事務局)
開催日などそのほか詳細:https://www.osaka-taki.com/tour_info/cafe/index.html
◆苗代桜
住所:岐阜県下呂市和佐
アクセス:下呂温泉より車で約20分
※「下呂温泉 桜めぐりバスツアー」の問い合わせは下呂市観光課
(0576-24-2222(代)・内線155)へ
◆湯島庵
住所:岐阜県下呂市湯之島845
営業時間:10:00~17:00(飛騨牛あぶり握り寿司がなくなり次第終了)
定休日:毎週水曜日(不定休あり)
アクセス:下呂駅から徒歩約10分
◆下呂プリン
住所:岐阜県下呂市湯之島545-1
営業時間:10:00~17:00
定休日:毎週水曜日(不定休あり)
アクセス:下呂駅から徒歩約10分
◆下呂温泉 水明館
住所:岐阜県下呂市幸田1268
アクセス:下呂駅から徒歩約3分
※掲載の情報は2020年3月9日現在のものです。新型コロナウイルス感染防止策等の状況によりイベントや営業時間等に中止や変更が出る可能性があります。事前にお問い合わせのうえおでかけください。
◆お得な宿泊プランはこちらから!
◆春のお出かけ特集(楽天トラベル)はこちらから!
提供:楽天トラベル 毎日が発見ネット編集部/PR