「映画もアートもその他もぜんぶ」を発信
第4回目を迎える「京都国際映画祭2017」がいよいよ開催されます。ことしは「日本映画発祥の地・京都」で行う映画祭であることを再認識し、伝統文化・芸能も伝承。京都から世界に向けて新たな映画文化が発信されます。映画だけでなく、アートや伝統工芸、トーク企画など、さまざまなコンテンツも楽しめるのが、今回の映画祭の大きな魅力です。
10/12(木)のオープニングセレモニーは、世界遺産に登録されている西本願寺の重要文化財、南能舞台にて実施。国宝の対面所(鴻の間)に客席が設けられ、多くのゲストが来場する中、重厚で歴史的な空間をも感じることができます。
©Hongwanji
西本願寺では牧野省三賞、三船敏郎賞の授賞式も行われる
映画部門では、「特別招待作品」「サイレント/クラシック映画」のジャンルで約30作品を上映。「牧野省三賞」や「三船敏郎賞」なども設けられ、どの作品が受賞に輝くか注目が集まっています。
©2017「火花」製作委員会
お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の初純文学作品を映画化した『火花』
©フジテレビジョン、勝プロ
五社英雄特集では『人斬り』などを上映
アート部門では、歴史的建造物でもある元・立誠小学校が会場になって陶器展やアニメ展示企画が開催されるほか、京都駅前など市内各所でユニークな展示も。街をのんびり散策してアートに親しんでみるのもおすすめです。
京都駅・駅前広場では、橘 宣行による機関車のオブジェを展示
©吉本興業
よしもと祇園花月のイベント「SDGs花月」で上映される『ワレワレハワラワレタイ』
京都の街が映画やアートに染まる4日間。古都の空気と歴史を感じながら、秋の1日をすごしてみませんか。
京都国際映画祭2017
開催期間/2017年10月12日(木)~2017年10月15日(日) 開催時間は上映会場、イベントにより異なる
会場/よしもと祇園花月、元・立誠小学校、大江能楽堂、京都マルイ、大丸京都店、京都駅ビル、ジェイアール京都伊勢丹、西本願寺、TOHOシネマズ二条、イオンモールKYOTOほか全33箇所
料金/前売500~1,200円(当日700~1,200円。上映会場、イベントにより異なる) ※一部、無料上映作品、特別料金あり
問い合わせ(チケット関連)/0570・550・100(チケットよしもと予約問い合わせダイヤル)
ホームページ:http://kiff.kyoto.jp