厚生労働省の調査で、糖尿病が強く疑われる人が全国で1000万人に上ると推計されることが発表されたことで、糖尿病は、今、最も注目される生活習慣病になっています。今号は、隠れ糖尿病ともいわれる食後高血糖(血糖値スパイク)に注目し、糖尿病にならないための「食べ方」について特集しました。さらに、髪のお手入れで見た目年齢マイナス10歳を手に入れてるヘアアレンジ術、タイプ別の手指の痛み改善方法、スマートフォンのお得な始め方などをご紹介しています。『毎日が発見』は50代以上の女性のための月刊誌です。毎月ご自宅にお届けします。
●健康診断では分からない"食後高血糖"に注目!
「血糖値は高くないから大丈夫」と安心するのは危険です。食後、急激に高血糖になているのを気付かずにいると糖尿病に...。今号は、隠れ糖尿病ともいわれる、食後高血糖に注目した特集です。血糖値の調節には腸内フローラとホルモンが深く関係しています。糖尿病予防と健康維持のためにおなかと脳とホルモンの関係を知り、今日からさっそく食べ方を見直してみましょう。慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授の伊藤裕先生によると、HbA1cが5.6%以上、早食い、大食い、肥満気味、運動不足、ストレスが多い、甘いものが好き、お酒好き、煙草を吸う人は食後高血糖の可能性があり、食事のたびに異常な高血糖を繰り返すうちに活性酸素という老化を促進する物質が発生することで、少しずつ血管が傷つき、動脈硬化が進行します。すると、糖尿病や脳卒中、さらには認知症のリスクが高まるといいます。理想的な食べ方は今すぐに実行できること。後半の、管理栄養士の村上祥子さんによるカロリー別レシピで、食べて改善していきましょう。
●手指の痛みをタイプ別に紹介!早めの対策が効果的です!
手や指に、違和感を覚えた経験はありますか?四谷メディカルキューブ手の外科・マイクロサージャリ―センター長の平瀬雄一先生によると、手や指の病気の多くは、腱や靭帯、関節などが変形する変形疾患と呼ばれるもので、患者の8割は女性が占め、年齢は50代がピークになるそうです。しかし、手や指の違和感は放置しやすく、60代前後になって関節が変形したり、痛みが増したりして病院を訪れることが多いそう。今回は、更年期以降に多い、手根管症候群、ばね指、ドケルバン病(手組の腱鞘炎)、へバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症を取り上げ、その原因と治療方法をご紹介します。
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