読者参加イベントを開催! 横浜美術館「モネ それからの100年」展

印象派の巨匠モネの作品と現代アートをつなげた画期的な展覧会が7月14日(土)から、横浜美術館で開催されます。そのみどころなどを、学芸員の松永真太郎さんにお聞きしました。

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クロード・モネ《霧の中の太陽》 1904 年 油彩、キャンヴァス 71.0 × 91.5㎝ 個人蔵

 

モネの作品と現代アート

睡蓮の絵で有名なモネは、日本人になじみ深い画家で、これまでにモネ展は数多く開催されています。今回初めて横浜美術館で開催するに当たって、従来の展覧会と違う視点で、さらなる魅力を感じてほしいと思い、現代アートと組み合わせました。

モネは世界的に人気が高い画家ですが、日本での人気は突出しています。モネが浮世絵のコレクターであり、日本が好きだったことも影響しているのか、モネの芸術における日本的な感性は、われわれの心に響きます。

モネが中心人物だった印象派は、それまでの西洋絵画における伝統的な価値観をあらゆる面で打破しました。その一つのきっかけとなったのが日本美術でした。いちばん分かりやすいのが空間表現です。それまでの西洋絵画では、遠近法を用いて自分の前に広がっている風景を三次元的に把握することが絵画の主題でした。

モネは、画面上に色を並べることで、光をいかに表現するかに目を向けました。それが1870年代に印象派が起こした絵画の大革命です。モネは70年間、モチーフの立体感を追求することを半ば放棄し、そこに広がっている空気や光を色彩によってどうやって表現するかを徹底的に追求しました。この表現方法は、モネ独自のものであり、現代に通じる先駆的な仕事でした。

色彩でいかに調和的な画面を作れるか、画面に輝きを持たせられるかという絵画における課題や問題意識が、いろいろな形で現代アートに引き継がれています。

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クロード・モネ《ヴィレの風景》 1883 年 油彩、キャンヴァス 60.3 × 78.8㎝  個人蔵
©Christie's Images / Bridgeman Images

 

1806p007_02.jpg丸山直文《puddle in the woods 5》 2010 年 アクリル、綿布 227.3 × 181.8㎝ 作家蔵
©Naofumi Maruyama, Courtesy of ShugoArts

 

ここがみどころ!

今回の展覧会は、モネの作品をしっかり見ていただこうと思い、25点を用意しました。その中には海外からの作品が3点。うち2点「ヴィレの風景」と「バラの小道の家」は日本初公開です。

展覧会の構成は4章立てで、そのうち第3章は、モネへオマージュを捧げた作品で構成。第1・2・4章では、モネの作品を取り囲むように現代作家の作品が並びます。

モネの作品には、絵画に親しんでいない方も一瞬で魅了する力があります。色彩のハーモニーで勝負しているモネの作品を見る眼で抽象絵画を見たら、普段「現代アートは苦手」と敬遠している方もその魅力に気づかれると思います。

 

先着40名様 読者参加イベントを開催!

横浜美術館で開催される展覧会に行きませんか? 当日は、横浜美術館主任学芸員の松永真太郎さんが、鑑賞のポイントを解説してくれます。展覧会のために特注した、京都「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」の和菓子「うつろひ」のお土産付き。

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お土産 京都「鍵善良房」特製「うつろひ」

モネの庭をイメージした半生菓子です。賞味期間1カ月(1,650 円税込)

開催日時:2018 年7月24日(火)
     10 :15 受付開始、
     10:30~11:00 レクチャー、
     11:00~ 展覧会自由鑑賞

参加費用:1名様3,000円(税込)

会場:横浜美術館
 

「モネ それからの100 年」展 読者参加イベント
3,000円(税込) 商品番号M1860-98100

●お申し込み・お問い合わせ
「毎日が発見」受付センターまでお電話でお申し込みください。
フリーダイヤル 0120-325-085(受付9:00 ~18:00)
●お申し込み締切:6 月30 日(土)
●お支払い方法:「クレジットカード払い」、コンビニ・郵便局での「後払い」(後払いの場合、ご案内状と振込用紙を一緒にお届けしますので、到着後10日以内にお支払いください)
配送:お申し込み後3~7 日前後で、ご案内状を普通郵便でお送りします。7月10日(火)までに届かない場合は、左記「毎日が発見」受付センターまでお電話ください。お申し込
み後のキャンセル・返金は承っておりません。

 

「モネ それからの100年」展

会場:横浜美術館
期間:2018 年7月14日(土) ~ 9月24日(月・休)
時間:10:00 ~ 18:00 ※ただし9月14日(金)・15日(土)は20:30まで(入館は閉館の30分前まで)
休み:木曜日(8月16日は開館)
料金:一般1,600円(前売り1,400円)、65 歳以上1,500円(要証明書、美術館窓口のみ販売)
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
住所:横浜市西区 みなとみらい3-4-1
交通:みなとみらい線「みなとみらい駅」3 番出口から徒歩3 分、JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から「動く歩道」利用徒歩10 分

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<教えてくれた人>

松永真太郎(まつなが・しんたろう)さん

横浜美術館主任学芸員

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