季節を問わず肩こりの人は多いですね。携帯電話やスマートフォンを使う時間が長いと、肩甲骨周辺の筋肉は固定された状態を強いられます。また夏は冷房に当たったり、ついえりぐりの大きく開いた服で肩周りを冷やしたりしてしまい、肩こりがひどくなることもあります。肩甲骨周りの筋肉がよく動くと、肩周辺のリンパの流れも良くなり、肩こり防止にも。今回は、童謡「うみ」に合わせて肩甲骨を動かし、柔軟性を保つストレッチを、リンパティック・ストレッチ考案者の前新マミ先生に教えてもらいました。
肩甲骨ストレッチ(2回)
腕全体を回転させるように意識しましょう。肩が固まっているとポキポキと音がします。
3つのポイント
1 腕全体を使う
2 肩関節を動かす
3 肩甲骨周辺をほぐす
1 両腕を伸ばす
両腕を肩まで水平にあげ、親指を上にして横に伸ばします。立って行ってもOK です。
2 左右の腕を別々に回す
右腕と左腕をそれぞれ反対側に回します。指先から肩、肩甲骨へとしっかり回すようにします。両方の腕の肩から手首までの部分を意識しながら行います。
3 反対側に回す
今度は逆回しに、それぞれの腕を回します。2と同じく、肩から手首までの部分をしっかり意識しながら動かします。
Point
手のひらにお皿を載せているようなイメージで、手のひらを上へ向けるようにするとよく回転します。
<教えてくれた人>
前新マミ(まえあら・まみ)さん
1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。バレリーナのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』ほか。
前新マミ(まえあら・まみ)さん
1950年、北海道函館市生まれ。バレリーナ、プロダンサーとして活躍。バレリーナのためのリンパティック・ストレッチを考案。著書に『寝たままスッキリ! リンパ体操』ほか。