『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』 (萩野祐子/KADOKAWA)第9回【全10回】
女優・タレント・アスリートらがこぞって指名する人気管理栄養士、萩野祐子さん。その初めての著書『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』(KADOKAWA)では、40代、50代からでも理想の体になれる、"食べるほどキレイになる"食事法をたっぷり紹介しています。 今回はこの本の中から、「どんな美容法より効くのは噛むこと」「キレイになる黄金比は『ご飯:おかず=6:4』」といった、目からウロコが落ちるようなメソッドの数々をご紹介します。 食事は毎日、そして一生続くこと。「何を」「どう」食べるかちょっと見直して、一生モノのキレイと健康を手に入れましょう!
※本記事は萩野 祐子著の書籍『食べなきゃキレイになれません 食べるほどやせて肌も体も若返る食事術』から一部抜粋・編集しました。
「6:4」は、お弁当箱におかずよりご飯を多めに詰めるイメージ
1日の食事を「ご飯:おかず=6:4」の割合でとるようにする体へのメリットはおもに次のふたつです。
ひとつ目は、おかずよりご飯のボリュームを多くすることで、「満腹感が持続する」という点です。ほかの食べものと比べ、その満腹感が続くのがお米のなせるわざといえるでしょう。
ふたつ目は、「脂質が抑えられてやせやすい体になる」ことです。おかずを多めに食べると、どうしてもそこに含まれる脂質も一緒にたくさんとってしまうことになります。お米を食べるボリュームを増やせば、必然的におかずを食べる量が少なくなります。ご飯をしっかり食べたことによってエネルギー消費量も上がり、とった脂質も燃焼できるようになります。
もしも「ご飯:おかず=6:4」の割合がどのくらいか迷ったら、四角いお弁当箱にご飯とおかずを詰めてお弁当をつくることをイメージしてみてはいかがでしょう。
ご飯のボリュームを半分より多めに確保して、残りの小さなスペースにおかずが入って、味噌汁もつける......と考えると、わかりやすいでしょう。