女性にとってムダ毛の処理は日々欠かせない作業ですが、やり方やケアによっては肌荒れを起こしてしまうこともありますよね。今回は正しいムダ毛の処理法を見ていきましょう。
剃ったあとの肌はデリケート
ムダ毛のないつるつるな肌には誰もが憧れますが、処理の際は肌のトラブルとも隣り合わせ。「肌が荒れちゃうからムダ毛の処理もサボっちゃう」「ムダ毛なんて1本残らず無くなってほしいけどカミソリは肌荒れするし...」といった人は少なくないはず。
しかし、カミソリでムダ毛を処理して肌が荒れない人もいますよね。以前放送された「この差って何ですか?」(TBS系)でおこなった街頭アンケートでも、肌が荒れる人と荒れない人は真っ二つに分かれました。
番組では、ウォブクリニック中目黒の高瀬聡子先生が登場。ムダ毛の処理後に肌が荒れる人とそうでない人の差について、「肌が荒れるのは剃ったあと湯船に浸かる人」と解説しました。先生によると、カミソリでムダ毛を処理すると肌に刃が当たり、処理後の皮膚は細かい傷だらけになるそう。さらに、湯船はたくさんの雑菌が繁殖している場所。そのため、湯船に浸かると細かい傷の中に雑菌が入り込み、炎症を起こして肌が荒れてしまいます。
ここで出演者のIKKOさんは「シャワーだったら大丈夫だと思います」とコメント。湯船より雑菌に触れないシャワーなら浴びても問題ないようで、先生もIKKOさんの発言に大きくうなずいていました。
逆剃りは肌への負担大
お風呂でムダ毛を処理する人は多いと思いますが、処理の際にボディーソープや石鹸を使うのはおすすめできません。泡が滑りをよくし剃りやすくなるイメージがありますが、ボディーソープや石鹸には皮膚を覆っている皮脂を洗い流してしまう作用が。カミソリの滑りが悪くなり、皮膚を傷つけてしまいます。先生がおすすめしたのはシェービングジェル。滑りをよくするうえ、皮膚と刃の間にジェルが入るのでダメージを軽減できますよ。
また肌にとっては、毛の流れに沿った"順剃り"がベストです。これは深剃りしたいからといって逆剃りすると、肌を傷つけてしまうため。剃ったあとは蒸しタオルで優しく拭きとるのがおすすめです。視聴者からも「私も肌が弱いからジェル塗ってから剃ろう」「逆手持ちで剃ったら肌が荒れたことがあるけど、やっぱりやらない方がいいんだね...」といった声が上がりました。
冬が過ぎて暖かくなると、服装は徐々に薄着になっていきます。肌を露出する機会も増えてくるので、皮膚に負担がかからないムダ毛の処理を心掛けてみては?