年々、代謝の低下やむくみを感じることが増えていませんか?「薄着の季節も近いし、何とかしたい」と思いながらも、スポーツを始めたり、マッサージに通ったりというのもなかなか難しい......とお考えのあなたに、耳寄りな情報です!
書籍『押したら、ヤセた。 頑張らなくても1週間で結果が出る!』は、自分の手を使って体を「押す」ことで、体の滞りを整えるメソッドが満載。これまで1万5000人が「押しヤセ」により、うれしい変化を実感したのだとか。
話は20年前にさかのぼります。美脚トレーナーである著者の久優子さんは、当時68kgのポッチャリ体型でした。ある時、標準体型の家族の足と自分の足に温度差があることに気付きます。そこで、足を押す、足首を回すなどを続けてみたところ、どんどんむくみがとれてくるぶしが復活し、脚もスッキリ。たった半年で何とマイナス15㎏の減量に成功します。
この経験から人体の構成や理論を本格的に学び、セラピストとしてサロンを開設。「押しヤセ」という独自のメソッドを確立します。体が整ったことでさらに5㎏やせ、現在は48㎏(身長は164㎝)をキープしているそうです。
コツコツ「押す」ことで、一週間後には変化が!
なぜ「押す」とやせるのでしょうか? 久さんによると、体を垂直に「押す」ことで、もむだけでは届かない血液、リンパ、関節、ツボ・反射区などの深部までアプローチできます。そして、リンパや血液の流れが促進され、体のゆがみ、疲労物質などの除去が進み、循環もよくなって代謝がアップ。それに体が連動して整うことで、"やせスイッチ"が入る仕組みなのだとか。
華奢な足首を目指したいなら、次の4箇所を押してみましょう。
①足の指の間を、親指で押す。
②太谿(たいけい=内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみのツボ)を、親指と人差し指ではさんで押す。
③解谿(かいけい=足首を足の甲へ反らせたときにできる中心のくぼみのツボ)を、親指でしっかり押す。
④足の甲を、握り手を作って第二関節で押す。
「押しヤセ」のポイントは、彫刻を意味する"カーヴィング"押し。自分の手やひじを使って、骨のきわを押すのが重要だといいます。押す時間の目安は10~15秒、1セット1~3分です。一週間後には変化が期待できるそうなので、コツコツ「押す」ことが肝心ですね。
本書には、下半身だけでなく、「ほうれい線をなくす」「二の腕を細くする」など、顔や上半身にアプローチするメソッドも紹介されています。
薄着の季節はすぐそこ。自宅で気軽にできる「押しヤセ」に挑戦してみませんか?
文/MISA
『押したら、ヤセた。 頑張らなくても1週間で結果が出る!』
(久 優子/宝島社)
やせるのに大切なことは「もむ」のではなく「押す」ことだった! 体の深部まで正しく「押して」アプローチ。トータル20kgのダイエットに成功した著者による、新しいダイエットメソッドです。