女性の密かな悩み「薄毛」に希望の光!? 愛媛の"高級みかん"に育毛効果

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豊かな髪は、女性らしさの象徴ともいえますね。でも、女性も髪の毛の悩みを抱えている人意外と多く、中には20代から気になっている人もいるほどです。そんな髪の心配をかかえる女性に、新たな希望の光となりそうなのが、愛媛県で作られている高級みかん「紅まどんな」です。

第34回「和漢医薬学会 回和漢医薬学会学術大会」において、紅まどんなの皮に毛母細胞のもととなる「外毛根鞘」の働きを活性化させる作用があると発表されたました。

薄毛を気にする女性は7割

薄毛に悩むのは男性に多いイメージですが、実は女性でも多くの人が毛髪を気にしています。2015年にスキンケア、ヘア&ボディヘア商品などを手掛けるナガセ ビューティケァが行った働く女性の「薄毛」に関する意識調査では、自分が「あきらかに薄毛だと感じている」と答えた人と「やや薄毛だと感じている」人を合わせると、なんと7割もの女性が薄毛を気にしているという結果になりました。

女性は髪の毛の成長を促す女性ホルモンの作用により、男性よりも薄毛になりにくいといわれています。しかし、年齢による女性ホルモンの減少や産後の抜け毛、長年のパーマやカラーによるダメージといった、男性にはない薄毛要因も多くあります。薄毛予防のためには、正しいシャンプーや生活習慣の改善、タンパク質やビタミン類の摂取などが重要です。

「紅まどんな」で発見された新たな育毛効果

育毛効果のある食べ物の一つが、みかんです。みかんはビタミンCが豊富で、抗酸化作用のあるヘスペリジンなど、発毛に効果的な成分が多く含まれています。また、皮にも血行促進や脱毛を進める成分5αリダクターゼを抑制する育毛作用があることが知られています。

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皮の成分が外毛根鞘に作用することが分かったのは、紅まどんなが初めてです。外毛根鞘とは、皮下の毛を覆っているもっとも外側の組織のこと。毛を作る毛母細胞のもととなる幹細胞が、その中にあります。外毛根鞘には、毛母細胞が作り出した毛を無事に表皮まで送り届ける役目もあるので、外毛根鞘を保護することは育毛の大きなポイントとなります。

紅まどんなは、酸化ストレスから外毛根鞘を守る働きがあるのだそうです。また、外毛根鞘には髪を黒くするメラニン生成細胞もあるので、白髪の改善にもつながるかもしれません。

愛媛県産業技術研究所と共同研究した東洋新薬は、今後、紅まどんなを使った育毛剤の開発を検討しています。みかんを使った育毛剤は、香りも良くリラックス効果も期待できそうです。髪の悩みを抱える女性の、新たな救世主となるといいですね。

文/大内なつき

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