テレビを見ながらの食事はNG!?  "げっぷ"を減らせるご飯の食べ方・緊急対処法

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人前でのげっぷはイメージダウンになりかねません

食後についつい出てしまうこともある"げっぷ"。「人間だしげっぷくらいするでしょ」と普段はあまり気にしない人も多いかもしれませんが、デート中や公式の場などいざという時は抑えたいところ。そこで今回は"げっぷ"を回避するための対処法を紹介します。

 

食事の間違った取り方が"げっぷ"の原因に?

8月28日放送の「あさイチ」(NHK)では「げっぷ」を特集。げっぷが出る理由や対処法を"大真面目に"研究していました。げっぷで悩んでいる人は意外と多く、番組が行ったアンケートでは4割の人が「自分のけっぷが気になる」と答えています。

ネット上でも様々な悩みが寄せられており、中でも多いのは「食後にずっとげっぷしてるのなんとかしたい」「食事中に空気吸い過ぎなのかな?」との声。番組によると、実際に食事とげっぷはかなり深い関係があるようです。

そもそもげっぷが出る原因は、胃の中に"空気"が溜まることが原因。ご飯を食べる時には空気も一緒に飲み込まれるのですが、普段は肺に向かう空気が食事と一緒に胃の中へ。そして胃の中がいっぱいになると、「下部食道括約筋」という食道と胃のつなぎ目の筋肉が開き、余分な空気が押し出されます。これが「げっぷ」という現象の正体。

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テレビを見ながら食事をすると"げっぷ"の原因に!?

げっぷは"生理現象"なので通常我慢出来るものではないのですが、食べ方に気を付けることでげっぷを減らすことが出来ます。まず気をつけたいのが"早食い"で、食べる時にたくさん空気を吸い込んでしまいげっぷの元に。またあごが上がった状態でご飯を食べるのも空気が胃に入りやすくなってしまうので、テレビを見ながら食事をするとげっぷの回数が増えてしまいます。

番組では、「地面に横になってごろごろ転がる」という緊急対処方法も紹介されました。地面に転がることでお腹が圧迫され、胃の中の空気を排出する事が可能。スピーチやデート前など、「今だけはげっぷを出したくない!」という場面では重宝するかもしれません。

ちなみに胃に空気が溜まることでげっぷが出ることを利用してものすごい"記録"を打ち立てる人も。2012年にニューヨークで開催された「世界ゲップ選手権」では、優勝者のティム・ヤヌスが炭酸飲料をたくさん飲み干し、18.1秒もの長すぎるげっぷを披露しました。

 

食事以外にも様々な原因が!

げっぷの原因は"食事だけ"ではないようで、ネット上には「食事とか関係なくストレスでげっぷがでる」という悩みも寄せられていました。

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げっぷにはストレスなど様々な要因が

実際にストレスはげっぷの原因になるようで、番組に登場した心療内科医の小野繁は「ストレスが起こると体が硬くなって、口に力が入って、嚥下の反射を起こしやすい」と解説。"嚥下反射"で唾を飲み込むと、3ccから5ccの空気も一緒に飲み込まれるのでげっぷを誘発してしまいます。

また、"姿勢の違い"もげっぷを引き起こしてしまう原因に。前かがみになると胃が刺激されてげっぷが出やすくなります。番組にゲスト出演していた豊田エリーも「学生の時につっぷして寝てると、げっぷが止まらなくなった」と明かしていました。

ひとことで"げっぷ"といっても様々な原因があるようなので、あまりにも慢性的に続くようなら一度病院で診てもらった方が良いのかもしれません。

 
この記事は『レタスクラブニュース』からの転載です。

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