
『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』 (木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA)第6回【全8回】
「最近、どうも体が動きにくい...」「若い頃とは違う、体のあちこちの痛みが気になる...」。そんなお悩みを抱える方に、ぜひ知っていただきたいのが、理学療法士・整体師の木村翔太さん、通称「きむ先生」です。きむ先生は、「痛みなく健康に過ごす」をテーマに、なぜその症状が起こるのか、どうすれば解消されるのかを分かりやすく教えてくれると、多くの方に支持されています。書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』(KADOKAWA)では、さまざまな痛みの原因となる最重要4部位(背骨、股関節、肩甲骨、足首)を、体の状態に合わせて、1日1分ずつセルフケアする方法を紹介。人生100年時代と言われる現代、何歳になっても「痛みゼロ」でいられるように、この一冊を参考にしてみてはいかがでしょうか。
※本記事は木村翔太(きむ先生)著の書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』から一部抜粋・編集しました。
鎖骨が動かない人は、肩がよく回らないかも?
肩を回すと、痛みや重みを感じることはないですか?そんな方は、ぜひこのストレッチをやってみてください。
肩は、「肩甲骨」「鎖骨」「上腕骨」の3つの骨からできています。本来は「肩甲骨」「鎖骨」「上腕骨」の3つの骨が連動して動くので、この3つが連動する形で使えていないと、1か所にだけ負担がかかり、疲れるだけでなく、痛めてしまう大もとの原因にもなります。

じゃあ連動して使うには、どうしたらいいのかって?
コツは、胴体につながっている「鎖骨」ごと動かすよう、意識をすることです。そもそも胴体につながっているのは鎖骨だけなので、鎖骨を意識して動かすだけで、「上腕骨」はもちろん、「肩甲骨」も大きく動かせるようになりますよ。
結果、肩が軽くなる!
【肩甲骨】鎖骨回しエクササイズ

1.片方の鎖骨の両端を両手で触れ、ひじを前に出す。

2. そのまま、鎖骨ごと動かす意識で肩を大きく回す。反対側も同様に行う。

<簡易版>肩を回すのが難しい人は、ひじを前後に動かすだけでもOK。








