気の強い姑VS自由な嫁! 不仲に変化があった日

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ペンネーム:こぼ
性別:女
年齢:31
プロフィール:私の実家には91歳の認知症を患う祖父がいます。他県に嫁に行ったため実家へは2ヵ月に1度程の帰省ですが、嫁入り先と実家と、5ヵ月になる息子の子育てと様々な問題に現在奮闘中です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

私には今年89歳になる祖母がいます。

祖母は現在夫である祖父と次男である父、そして母と私の弟と暮らしています。足腰は弱くなりましたが、近所でも有名になる程気が強く、口を開けば機関銃のように元気に喋ります。そして、家族におこる喜ばしい事に涙を浮かべて笑ったり、少し体調を崩すような事にでも心配して泣いたりしてくれたりする、情の厚い人です。

私はこの気が強い祖母の事が大好きですが、家を継ぐはずだった長男である伯父のお嫁さんとは気が合わないようで、「一度もお義母さんと言われたことがない!」など、折に触れては衝突するような関係が続いていました。

でもある事をきっかけに、二人の仲が変わったのです。それは5年前の私の結婚式でした。

祖母は84歳、伯母は60歳くらいの時です。私は他県に嫁に行くことになったので、結婚式の式場も他県で行いました。そのため実家の親戚には貸切バスで会場まで来てもらったのです。それが高齢の祖母にとっては大変な苦労だったらしく、会場についたら歩くことができず、車椅子での移動になってしまいました。

無理をさせてしまったかなと心配しましたが、結婚式当日だったので、思うように祖母を助けることできず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

ところが、会場で祖母に会ったとき、車椅子を押していたのが"あの"伯母だったのです。実の息子たちもいたにも関わらず、伯母が一番祖母を気遣って色々と世話をやいていていたのだそうです。それが祖母にとっては大変な驚きと喜びだったらしく、「あの時は優しくてびっくりしたよ」と笑顔を見せながら今でもたまに口にします。結婚式の日をきっかけに、伯母に対しても話しかける事が増えました。

 

伯母は、きっともともと自由気ままな人なのでしょう。嫁に入った家に馴染もうという気がないだけで、実は優しい人なのだと思います。伯母の方は祖母への態度が変わったという印象はないものの、祖母から話しかけられることが増え、喜びを感じているように私には思えます。日常の何気ない会話をしているだけで、大進歩です。思わぬ効果でしたが、結婚式をしてよかったなとつくづく思いました。

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