夫が留守中、妻がひそかに楽しみにしているのは...家族にも友人にも言えない「秘密の時間」

「40代の女性です。夫がいない平日の昼、ひそかに楽しみにしていることがあるんです...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■たまにある1人ランチの機会で楽しみにしているのは...

小学生の男の子を持つ主婦です。

コロナ禍を経て、1歳年上の夫はほぼ在宅勤務となりました。

そのため、平日はほぼ毎日、夫とランチをともにしています。

そんな夫も月に何度か会社へ行かなければならない日があり、私1人でランチをする機会がたまにあるのですが、そんな日は朝からワクワク。

外でランチでもするのかと思われるかもしれませんが、違います。

実は日々の食事で少しずつあまったいわゆる「残飯」を、好き勝手に組み合わせて作る私だけの「残飯メシ」が楽しみなのです。

息子は食べむらがあるため、食事が中途半端に残ることもしばしば。

夫も私も中年真っ盛りなので、残りものまで食べきってしまうと良くない。

だから、ほんの少しの量、一切れなのに、みたいなチョコチョコ残飯があるのです。

捨てるのはもったいないし、かといって翌朝におかずとして出しても、うちの家族はあんまり手をつけてくれません。

貧乏性の私はそれを見捨てることができなくて、ラップでちょっとずつ包んで冷凍庫に貯めているわけです。

そして1人ランチのとき、そんな残りものたちを適当に組み合わせて作ったらこれが美味しい!

しかもSDGsに? 冷凍庫もスッキリ! なんだかうれしい気持ちになり、それ以来、私は「残飯メシ」にはまっていったのです。

■たまに失敗もあるけど、私だけが食べるものだから気にしない!

残り物でよくあるのはカレーです。

多分、みなさんも残ったカレーを使ってカレーうどんにしたり、カレードリアにしているかと思います。

ただ、1杯分にも足りないカレーは調味料として使うことはあっても、そのままカレーとして食べるには物足りないですよね。

1人だからあんまり凝ったものも作りたくない、ということで、こちらも少しだけ残って保存しておいたビーフシチューやクリームシチューと混ぜてしまいます。

辛さが足りないときは七味唐辛子を投入し、これをその日の朝の残りのご飯にかけるだけ。

これは間違いなく美味しいのでおすすめです。

ときにはここに一切れだけ残ったとんかつをトースターでカリッと温めてのせたり、食べきれなかった某ファーストフード店のポテトを投入したり。

チャーハンもだいたいの残り物を受け止めてくれます。

具は朝に残った一口くらいの焼鮭とか明太子だったり、黄身だけ使って残った卵白だったり、フライの衣付けで残った卵だったり。

ひとつだけ残った焼き鳥や天ぷらなんかもいいですね。

これらをフライパンでご飯とともにひとつにしてしまえば、美味しいチャーハンのできあがり。

ただ、チャーハンは無敵だと調子に乗りすぎて、肉じゃがを投入したら水分多くてモチャモチャになって、とっても残念でした。

肉じゃがはカレーが良いかもしれませんね。

お弁当用に作って余った小さなハンバーグを即席味噌ラーメンに入れたら、タンタンメンになるかな? と思ったけれど、これはいまいちでした。

こんな具合に、いまいちな結果もありますが、食べるのは自分だけだからいいのです。

誰にも文句は言われませんしね。

実験みたいで楽しいし、なにより残りものを美味しい食事にリメイクできた喜びは代えがたいものがあります。

いまでは、これはこんな風に使えそうだなとか、こうしたら美味しくなりそうとか考えながら、むしろ残飯貯金を日々楽しんでいる私です。

ちょっとケチ臭くて家族や友人には言えないので、ここだけの秘密です。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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