パニック発作を起こした息子に「僕も同じことがあった」と夫。送られてきたメールで知った重圧<後編>

「パニック発作を起こした息子のもとに駆けつける私に送られてきた夫からのメール。そこには過去に自身もパニック発作で苦しんだ経験が綴られていました。夫は弱音を吐かず、ずっと強い人だと思っていました。この時はじめて、夫の苦悩を知ることになるのです」

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■今になってわかる夫の苦悩と感謝の気持ち

そんな夫は息子の学費が必要なくなった時点でさっさと退職。

私としてみれば、子育てが一段落してから定年退職までの3年があれば、少しは貯金ができるのにと思いましたが、夫は十分限界に達していたのでしょう。

今になってわかる「本当に無理して働いてくれていたんだ」。

そのおかげで、息子は奨学金を借りることもなく学校を卒業していきました。

今さらながら夫に感謝です。

夫が飲んでいる神経を落ち着かせる薬。

なぜ必要なんだろうとずっと思っていましたが、やっと腑に落ちました。

何かにつけて「アグレッシブに生きる」とか「守っていてはダメなんだ」と言う夫。

夫にはよく泣かされ「あなたは泣けるからいいよね」と嫌味たっぷりに言われることもありましたが、弱さを表に出せない、いや出さない、出したくないのがこの人なんだと再確認。

私や子どもの前では絶対に弱みを見せたくなかったのでしょう。

今まで詳しいことは何も語ってきませんでした。

ずっと悟られないように強がって生きてきた夫。

正直その強さや口撃にウンザリすることも多いのですが、このときのメールがきっかけでちょっと夫に対する見方が変わりました。

相変わらず怒りっぽくて疲れますが、少し優しく接することができそうな気がしています。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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