「なぜ妹を選んだの?」 結婚に反対していた姉に即答した妹の彼氏。家族が涙した「言葉」とは<後編>

「父子家庭で育った23歳の次女の突然の結婚宣言。父である私と長女は若過ぎる結婚に不安を抱き、特に長女は結婚に反対していました。そんな中で迎えた顔合わせの日。私と長女は次女の彼氏に本音をぶつけてみることにしました。『なぜ、妹を結婚相手に選んだの?』長女が一番聞きたかった質問に彼氏は即答したのです」

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■不仲だった姉妹の絆を繋げた彼氏の言葉

「今日は、お忙しい中、お時間いただきましてありがとうございます。お2人が僕たちの結婚に賛成ではないということは、娘さんから聞いています。しかし、2人でこの先も一緒に頑張っていこうと誓い合いました。納得できない部分もあると思いますが、認めていただけないでしょうか」

そう話すと彼は頭を下げました。

結婚するのは良いが、なぜ今なのか? 

もっと落ち着いてからでも良いのではないか? 

そう尋ねると、次女が答えます。

「2人は結婚することを決めている。その状態でダラダラ同棲生活を続ける方が、だらしないと思う」

わがままばかりで子どもだった次女が、こんなにはっきり自分の意見を言うのを初めて聞きました。

すっかり納得した私が長女に、何か意見があるか聞くと、今まで黙っていた彼女が、1つだけ聞きたいことがある、と彼氏を見つめて尋ねました。

「あなたはまだ若い。これから色んな人に出会うでしょう。それなのになぜ妹に決めたのか? それを教えて欲しい」

彼氏は、静かに答えました。

「彼女から、ご家庭の事情は聞いています。辛い思いをしたからあたたかい家庭を作りたい。その熱い思いを聞いて、僕が彼女を守ってあげたいと心から思った。それが理由です」

私は...感動しました。

この青年なら次女を幸せにしてくれるに違いない。

そう思い長女を見ると、涙を流していました。

それを見て冷やかしていた次女も、結局泣きだしてしまいました。

「ありがとう。娘/妹をよろしくお願いします」

私と長女、そろって泣き笑いです。

接点がないと思っていた姉妹。

ちゃんと繋がっていました。

そして2人ともしっかり成長していました。

素敵な彼氏も含め3人の若者を頼もしく思い、1つ肩の荷が下りた思いがしました。

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