「うちの味はこうや!」なぜか義母は味付けだけには厳しくて。25年後に知った「義母の本心」<前編>

「義両親と同居して25年。義母は優しい人で嫁姑関係は良好です。働いている私のために、子育てを手伝ってくれて、とても感謝しています。そんな優しい義母ですが、結婚当初、料理の味付けだけはなぜか細かく指導され、『これは嫁いびり!?』と思ったこともありました」

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■今ではすっかり「義母の味」を出せるように

私は52歳の兼業主婦です。

1つ年上の夫と結婚して、義実家で義両親と生活するようになり、25年ほどたちます。

私は結婚当初、義母(現在76歳)に料理を叩き込まれました。

今思えば、叩き込まれたとは言っても義母は元来優しい性格で、世間で言うところの嫁姑問題などではなく、ちょっと細かく指導されたという感じです。

しかし、新婚で若かったことや、結婚前から勤めていた会社で仕事を続けていて、変に「私にはキャリアがある」と思っていた私。

義母についイライラしてしまい、「これはもしかすると仕事を続ける私への嫁いびりなのでは?」と感じてしまったこともありました。

しかし、数年でそんな誤解は解け、義母とは長く一緒に暮らしていけそうと思いました。

私の仕事への理解もあるし、子どもが熱を出したときなどは、義母が私の代わりに学校へ迎えに行ってくれたこともあります。

「仕事しよるんやけん、しゃあないこともある。全部しようと思わんで無理なときには何でも言いよ」

いつもそう言ってくれて、家事なども率先して手伝ってくれる義母。

「嫁いびり」なんて行動はつもありませんでした。

よくよく考えると、私と義母では洗濯物のたたみ方だって違います。

だけど、「違う!」なんて言ったりしません。

「そういう風にたたんだら、確かに水場ではタオルかけやすいかもしれんね」

そう言ってくれる感じで、家事内容に義母と私で違いがあっても、細かく口を出すことも、ましてやイヤミを言うこともありませんでした。

ただそうなると、なぜ料理だけはあんなに細かく口を出されたのだろうと長年疑問には思っていました。

今ではすっかり義母の味を出せるようになっているので、とやかく言われませんが、昔は本当にこんにゃくの飾り包丁の入れ方一つをとっても細かく言われていました。

しかし、最近法事の際に出した私の料理を食べた親戚から聞かされた話で、ようやくその答えがわかったのです。

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