「お宅は食が貧しいのね」嫌味ばかり言う義母がようやく施設に...安堵した私たちを襲う「新たな介護問題」<前編>

「『親の面倒をみるのは当たり前』な態度の義母。我が家に滞在することも多く、わがままで、嫌味ばかり言ってきます。見かねた夫が注意すると激昂して手も付けられません。そんな義母が、ついに施設に入所することになり、私たち夫婦は安心していたのですが...」

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■医者からも「どこも悪くない」と呆れられる義母

86歳になる自称「お嬢様育ち」の義母。

義父が亡くなってから20年近く1人で暮らしています。

結婚当初から義母の言動に、「少しマイペースな人なのかな?」という印象はありました。

ところが、5年ほど前に義母が体調不良で入院して以来、マイペースというよりもわがままな性格が目立つようになり、悪いことに年々エスカレートしていきました。

最初の入院での上げ膳据え膳に味をしめたのか、健康なのに懇意の医者がいる病院へ「静養」と称し入院しては、退院後に我が家に滞在することを繰り返すようになっていました。

初めは、私も出来るだけバランスの良い食事を出すように心がけ、体力作りにと散歩を促して付き合っていました。

しかし、我が家での生活に慣れてくると、次第にわがままぶりに拍車がかかっていったのです。

散歩は「だるいから」と拒否し、コンビニでお菓子を買ってきては寝そべったまま食べ、入浴も拒否することが増え、一日中布団でゴロゴロするようになっていきました。

注意をすれば「年配者を敬わない!」と激昂します。

別の病気でもあるのかと病院で診てもらいましたが、悪いところはなく、医者からも「ただのわがままです」と面と向かって言われてしまうほどです。

一番困ったのは食事で、同じ食卓につくのが苦痛で仕方ありませんでした。

私の作ったものはサラダであっても一切箸を付けてくれません。

「私は関西出身だから関東の味は口に合わない」

「関東の人は味が濃い」

「あなたは下町育ちだから...」

お義母さん、人生の大半、50年近く関東暮らしですよね?

口を開けば私への嫌味しか出てきません。

義母が一人暮らしの時は冷凍食品やスーパーのお惣菜を買って食べていたので、仕方なく買ってきたものをお皿に盛り付けて出したりもしました。

それでも、一切手を付けてもらえず「もしや?」と思った私が後日パックのまま出すと完食するのです。

そして、食後は決まって「お宅は食が貧しいのね」と説教が始まります。

義母の好物と言えば、うなぎ、刺し身、ローストビーフ。

滞在中の費用は一切貰っていませんし、とても毎日出すわけにいきません。

見兼ねた主人が少しでも注意しようものなら、激昂して「私に死んで欲しいんでしょ?」と怒鳴り散らす始末です。

義母の滞在中は毎日がこの調子なので、主人も私も日増しに疲弊して、限界が来ると、お引取り願う形で義母に帰ってもらっていました。

これが、年に1回から半年に1回、さらに頻度が増していきました。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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