「亡くなる直前に『幸せではなかった』と涙ながらに打ち明けた義母。私は、2人きりの病室で、義母の涙を受け止めるのがやっとでした。義父に支配され、自由のなかった人生だったのかもしれない...。私は、病身だった義母に対して、あり得ない仕打ちをする、義父の衝撃的な姿を思い出しました。そして、そんな義父との生活に苦しんできた義母を助けることができなかったと今でも後悔しています」

■生前、義母が告白していた義父の暴力。半信半疑だったが...
亡くなる1年半前に義母は倒れ、同居している無職の次男、当時は働いていた義父が介護をしていました。
義母は、料理は作れたし動くことはなんとかできたそうです。
しかし、義父の言葉がそれを台無しにしました。
「こんな体で外に出たら近所の人に恥ずかしいから、家から出るな」
そして、家から出ることを禁じられてしまったそうです。
夫も義弟も義父に逆らうことはできず、どんどん義母は弱っていきました。
義父は否定していましたが、入院中の義母に手を上げていたのを見ました。
よく手を上げられていたと義母自身から聞いていましたが、私は最初は半信半疑でした。
しかし、実際に病人に手を上げる義父を見てショックを受けました。
自由がなく、幸せではなかったと泣いた義母の姿は今でも忘れられません。
私が義母を助けることはできなかったのか、義母を幸せにしてあげることができなかったのかと、今でも悔やんでいます。
せめて、最後の最後に義母と2人きりで話ができて、本心を聞いてあげることができて心からよかったと思っています。
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