「義母の三回忌を機に、義母と病室で過ごした最期の日々が蘇ってきました。亡くなる直前に、『幸せではなかった』と涙ながらに打ち明けた義母。私は、今までの義母への感謝を伝えつつ、なぜそのようなことを打ち明けたのかと理由を聞くと...」

■亡くなる前夜、義母と2人で号泣した病室で
先日、義母の三回忌を執り行いました。
私が体調不良だったため、夫と息子(17歳)が立ち会い、無事終えたときに、義母との思い出が蘇りました。
義母が亡くなる1週間前に幸せだったか直接聞きました。
答えは「いいえ」でした。
「どうして?」と聞くと義母は「自由がなかったから」と。
義母が亡くなる1週間前に緊急入院をした際、医者から「これが最後の入院」と言われました。
そして私、夫、義弟、義父が交代で病室で立ち会うことになりました。
平日は義弟と義父、土日は夫、3人とも難しいときは私が行きました。
どんどん衰弱していく義母を見て、私は「もう最後かも...」と思いました。
亡くなる前日のことです。
「私が深夜立ち会うから、みんなは帰ってほしい」と夫、義弟、義父に頼み、3人を自宅に帰して病室には私と義母の2人きりになりました。
そして私は義母に今までの感謝の気持ちを伝えつつ、なぜ「幸せではなかった」と言ったのか理由を聞きました。
「金銭面では自由だったよね。それでも不幸せだったの?」
「...(首を縦に振る)」
そのときふと、義母は新婚旅行以外旅行に行ったことがないことを思い出しました。
「旅行に行きたかった?」
「...(首を縦に振る)」
「お義父さんと結婚したこと後悔してる?」
「...(号泣して首を縦に振る)」
私は号泣しながら、「私は優しい旦那さんと息子に出会えたことに感謝しています」と伝えました。
義母も涙を流し続けました。
義母はその時はもう話すことはできませんでしたが、首を振ったり、泣いたりと意思表示はできました。
最後に義母に「もしも生まれ変わるなら優しい人と結婚したい?」と聞いたら泣きながらうなずいていました。
その後はたわいもない話をし、早朝義父と交代したのですが、義母はその日の昼に亡くなりました。
思い出すことがあります。
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