「旗当番は命を投げ出してでも子どもを守れ」あり得ない小学校の先輩ママに私が反論した結果...<後編>

「不安を抱えたままスタートした息子の小学校での旗当番。なぜか、私は威圧的な先輩ママとペアを組むことが多く、『真面目にやらないと死ぬよ』といつも言われるので、精神的にキツいと思っていました。そんなある日、ある先輩ママとペアになったのですが、またびっくりすることを言われたのです。これには黙っていられないと私が反論すると...」

「旗当番は命を投げ出してでも子どもを守れ」あり得ない小学校の先輩ママに私が反論した結果...<後編> 41.jpg

■私の担当する道路は、死亡事故があった危険な場所

朝は4カ所を見回るのですが、1カ所が終わったら次の場所に子どもたちより早く着くために自転車で先回りします。

それを4カ所行うのですが、4カ所目ともなると結構ヘトヘトです。

私は旗当番用のジャンパーが蒸れてしまったので、脱いで肩掛けにして胸元で袖を結び(俗にいうプロデューサー巻き)、トートバッグを肩に掛けて4カ所目を対応しました。

そして子どもをすべて見送り終わった後、先輩ママに呼び止められました。

「この場所は以前、旗当番中に当番の人の死亡事故が起こったことがあるくらい危ない場所なの。トートバッグを肩にかけてたら子どもが飛び出したときにとっさに守れない。ジャンパー(蛍光色)は着ないと目立たなくて運転手からは見えない。真面目に旗当番しないと死ぬよ」

驚きながらも、死亡事故が起こるくらい危ない場所ならプロの人を役所が雇えばいいのに...と思いましたが、当時は新参者なので素直に聞きました。

翌年うちは転校したので、たった1年間の旗当番でしたが、有給は減るし、なぜかコンビになる先輩ママはこの「死ぬよ」発言の方ばかりだったので精神的にキツいものでした。

そして転校間際の3月中旬、当番の日にこの先輩ママからまた非常にびっくりすることを言われました。

「何かあったときは、自分の命を投げ出して他人の子でも守ること。以前交通事故の話をしたよね。そのお母さんは他人のお子さんを守って命を落とした素晴らしいお母さんなんだよ!」

私はこれを聞いて思わず言い返してしまいました。

「私は、あなたや亡くなったお母さんのように命を投げ出すことはできません。できる限りのことはします。自分の子だったら命を投げ出すことはできます。でも他人の子に同じことを行うことはできません。もしうちの子が飛び出してしまったとき、他人のお母さんに守ってもらわなくてもいいですから」

これに先輩ママは、「あなたがすごく非常識な人ということだけはわかった!」と言いました。

確かに他人のお子さんのために命を投げ出して守ったお母さんの行動は素晴らしいと思います。

しかしすべてのお母さんに強制するのは無理があると思うのです。

非常識でもいいです、息子にとっての母親は私だけなので...。

そして月日は流れて2020年の年末、たまたまこの4カ所目の旗当番の場所を通りました。

すると、旗当番のお母さんではなく、プロの方が立っていたので本当によかったと思いました。

これからも悲しい事故がなくなるように祈るだけです。

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