「若くしてご主人を亡くした近所の奥さん。私と同年齢で小さいお子さんもいます。同情した私はお花を贈ったり、気晴らしになればと一緒に出かけたりと、何かと気にかけていました。しかし、ある日、おすそ分けを届けにお宅に伺うと、いつもと様子が違ったのです」

■え? 私を睨んでいる...?
私は、今度何か楽しいことをしましょう、と提案したのです。
彼女がやっていたことのあるスポーツなどです。
私自身が20年ほど前に鬱っぽかったときに医者から勧められてやってみてとても効果的だったので、ぴったりだと思いました。
私自身もストレス発散と運動がしたかったので、一方的なお節介にはならない点も自分では良かったと思っていました。
一方、お子さん2人は元気そうです。
お子さん連れだとストレス発散にならないような気がして、本当は奥さんとだけ出かけたかったのですが、私から言い出すことはできませんでした。
そこで全員一緒に出かけるというスタンスでいくつかの案を出しました。
その中に、以前子どもたちが飽きてしまったことがあるという案も入っていたようです。
私から押し付けるのは嫌だったので、忙しいでしょうから無理しないで、その気になったらお時間のある時に声をかけてください、と言いました。
それが昨年の秋頃でした。
互いに忙しくそのまま時が過ぎました。
年が明け、たくさんのいただきものがあったので、奥さんにおすそ分けをすることにしました。
忙しいお店では、奥さんや従業員の方々にも喜ばれるはずの食品です。
伺うと留守だったので、数日後に再度伺うと、上のお子さんが暗い顔つきでお母さんはお風呂に入っていると言います。
私と目を合わせようとせず、ずっと視線を下に向けていたので、嘘なのかもしれないと思いました。
お店でどうぞお使いくださいとそれを渡しました。
その後、偶然会ったときに奥さんがお礼を言ってくれましたが、そばにいた子ども2人はただ私のことを睨みつけていました。
なぜ睨まれているのか、分かりません。
もしかしたら、私から面倒なスポーツに誘われると思っていたのかもしれません。
また、お子さんが付き合わされることを嫌がったのかもしれません。
すべて私の勝手な想像に過ぎず、確かめたわけではありませんが、もう余計なことをするのはやめようと思いました。
冬になると外に出ることが少なくなり顔も合わせず、以前よりも赤の他人のような感じです。
あちら側から声をかけてくれれば応えますが、あまり他人のことに干渉してはいけないなと反省した一件でした。
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