祖母に何十年も「たかり続けた」叔母夫婦。祖母が死の間際に「残した言葉」に震えた理由とは<後編>

「祖母の死後に発覚した叔母夫婦の悪行。一人暮らしが難しくなった祖母の面倒を叔母夫婦に頼んでいたにも関わらず、数年に渡り、祖母の面倒を放棄していたのです。そして、祖母が死の間際に信じられない事実を口にして...。それを聞いた叔母夫婦が震えた理由とは...」

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■亡くなった祖母の気持ちを代弁したのは

中身は両親も知らなかったとんでもない内容でした。

「叔母夫婦に付き添いを頼むとき、毎回1万円ずつ渡していた」

「付き添いで残業が減ったから穴埋めしろと言われて数万円渡した」

「美容室代がないから貸してと言われて数万円貸した」

「貸した翌日に買ったバッグを自慢された」

「10年以上前に夫婦で頭を下げて50万円貸してと言われたから貸したけど、1円も返してもらってない。老人だからバカにされた」

祖母はうわ言のように話しながら泣いていたそうです。

祖母は80歳まで働き続けましたが、時々父が援助をしていたそうです。

叔母夫婦の子どもは全員独立して夫婦共働き、叔父は超有名企業勤務です。

そんな叔母夫婦がなぜ祖母にたかる必要があったのか、まったく理解できません。

祖母はずっと叔母から口止めをされていたのでしょうが、死ぬ前に誰かに言わずにいられなかったのに違いありません。

全てを吐き出した数日後、祖母は亡くなりました。

両親は四十九日法要で納骨をする準備を整え、遺産も少ないけれど渡すものがあるからと叔母夫婦を呼び出しました。

遺産はほとんどありませんが、金に執着する叔母夫婦のために書類を作成し、説明した上で渡しました。

その際に母はこのように告げたそうです。

「おばあちゃんはな、誰かは言わんかったけど、『美容室代やらお金貸してと頭下げられて何十万も貸したのに1円たりとも返ってこない、老人だからってバカにされた』って泣きながら死んでいった。あんな苦労した人に泥棒のようにお金をたかり続けた人はいい死に方しないわ!『恨んでる』って言ってた。一体誰だろうね、まさか実の娘ではないでしょうね。そんなことはないでしょうから、義母さんが祟るなんてことはないでしょうけど、くれぐれも帰り道は気をつけてね」

喫茶店で誰にでも聞こえる大きな声で話し、父はびっくり、叔母夫婦は震えていたそうです。

「お母さん、仕返しできたからホッとした。もっとすごいこと考えていたけど、お父さんに止められた。じゃあね!」

母はそう言って電話を切りました。

もっとすごいことって何?と疑問は残りましたが、最後の仕返しは、天国の祖母に任せたのだと思います。

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