「実母との同居」がこんなに辛いとは...。「気になることは言ってね」を信じた私の誤算<後編>

「父の死後、一人暮らしになった母と始めた同居生活。小さなストレスは承知の上でしたが、私と娘にはどうしても我慢できない食事のときの母の『ある習慣』がありました。『何でも言ってね』と言う母を信じ、私はやんわりとやめてほしいと伝えると...」

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■母の機嫌を損ねるのが面倒で会話も少なくなり...

それは、母が友だちから聞いた友だち家族の愚痴を、うちに持ち帰って話すことです。

朝食時は私に、夕食時は、3人でテレビを見ながら楽しく食べている最中に話しかけてきます。

テレビは聞こえないし、興味のないよその家庭の話。

しかも週に何度も会う友だちなので、ほぼ毎日聞かされます。

そして母が聞いたところで腹を立てるだけでどうにもできない話なので、こちらの気分も滅入ってしまうのです。

この母の習慣が嫌だった娘が、1度だけ母に訴えました。

「ばあちゃん、そういう話やめてくれる? 会ったこともないから分からないし、私はテレビ見たいし」。

これを聞いて一気に機嫌が悪くなった母。

しばらく口をきいてくれなくなってしまいました。

このときは娘の言い方がストレート過ぎてよくなかったのかもと思い、今後はできるだけ私から伝えようと決意。

娘にも「ママが上手く伝えるようにするから、何かあったらママに言ってね」と言いました。

結局しばらくして母の機嫌は直りましたが、言われたことを直そうという気はないらしく、今までと変わらず食事の時間では母の愚痴話が繰り返されました。

これでは困ると思い、母と2人になったときにゆっくりと話をすることになったのです。

他人の家の問題を我が家に持ち込んでもどうにもできないということ、毎日聞かされて私も娘も気が重い、食事は楽しく食べないとおいしくないし体にもよくない等伝えました。

気持ちを逆撫でしないようにと気を遣い一生懸命伝えたつもりなのですが、母は「でも」「だって」と繰り返すだけ。

そしてまた怒ってしまったのです。

「直して欲しいところは言ってね」と言ったのに、これでは機嫌を損ねるのが面倒で話せません。

娘もストレスを溜めているようです。

私もいつまで我慢できるかと思うと気が重くなります。

同居が難しいことは覚悟していましたが、ここまでとは...という感じです。

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